子育てとフルタイムの仕事。常に片付かない家、常に何かに追われるような忙しさ。


大変だけど、好きな仕事でもあり、私は幸せなんだと言い聞かせていました。

家もあるし、健康で働けているから、欲しいモノを買うお金も稼げている。

そのことに感謝しなくちゃ、と。

でも、当時は通勤に片道1時間かかり、子どもの登校時間より早く家を出る生活。

4時起床で、朝にその日の夕飯を作らないと、生活が回りませんでした。

少しでも時間を捻出するには、家の近くに転職するしかない、と思うようになります。

転職してしばらくすると、コロナ禍になりました。

この頃、職場でも家庭でも違和感を感じながらも自分の気持ちや本音には蓋をして、世間軸や家族軸でやり過ごそうとしました。

でも、睡眠障害や頭痛が続き、心身ともに限界を迎え休職することになります。

色々なことが、突然の強制終了です。

でも、そのおかげでやっと家を片付ける時間ができました。

そして、それまでほとんど見ることのなかったYouTubeやブログを見る時間もできたのです。

そこで断捨離®️に出逢い、学び、実践し始めました。

でも、すぐに自分が本当に何が好きか、わかったわけではありません。

根強い思い込みのせいもあり、職場復帰することが最優先事項と信じて疑わず、仕事復帰をしようと動き出したとたん、回復しかけたのにまた調子を崩します。

ただ、子どもの頃の衣食住にも困るような経験が、「私は苦労して生きる人生なんだ。」と、今なら笑えるような思い込みを作っていたのでは、と気づき始めました。

無意識のうちに、苦労したりがまんが必要な生き方を選んでいたような気がします。

周りから、大変なのにすごくがんばっている、と言われる生活をすることで、自分の価値を感じていたのだなぁ、と。

断捨離®️のおかげで、時間はかかったけど音楽と出逢いなおせました。

音楽を聴くことは自分と対話する時間でもありました。

そして少しずつ「今」がすべてなんだと感じられるようになってきた気がします。



ベートーヴェンも大好きです。ピアノ協奏曲第5番、第2楽章を聴くと涙が出ます。



リサイタルへ出向くようになったきっかけは「乙女の祈り」が入ったカセットテープを断捨離し、その代わりYouTubeでこの曲を聴こうと検索したことでした。