今日は、今年の初めに聖☆おにいさんや孤独のグルメを見に行った時に、予告編を見て、面白そうだと感じていた「国宝」を見に行きました❗️

組同士の抗争で父親を亡くしたヤクザの組長の息子が、上方歌舞伎の有名俳優に引き取られて弟子になり、女形の役者として師匠の息子と互いにしのぎを削りながら芸を高めていき、閉鎖的な歌舞伎の世界で挫折を味わいながらも血の壁を乗り越えて、人間国宝という高みに登り詰める、というストーリーです。
主役は吉沢亮さんですが。
映画にドラマに幅広く活躍されているところに、酔っ払って自宅と間違えて隣の家に入ってしまい、住居侵入罪に問われてしまったことから、もう1つの主演映画が上映延期となる、というトラブルがありましたが、ライバル役の横浜流星さんが大河ドラマ主演で更に日本アカデミー賞最優秀主演俳優賞受賞ということで、こちらは予定通り公開されました(^∀^;)
二人とも、特撮ヒーロー出身で演技力にも定評があるイケメン俳優ではありますが。
このお二人、実はデビュー作が仮面ライダーフォーゼで吉沢さんは2番手ライダーのメテオ役、横浜さんはメテオの親友役でした。
そういうお二人が共演ということで、色々な方が見たくなる映画だと思いました(*゚∀゚*)
それだけではなく、歌舞伎の世界の表側はもちろん、裏側についても結構リアルに描かれていまして。
大河ドラマのべらぼうの中でも、歌舞伎の話が出てきたりすることもあって、根っこにあるものは共通しているな、と感じました。
吉沢さんの女形が本当に美しくて![]()
歌舞伎通の方がご覧になられれば、拙い部分もあるのではないかと思いますが、本物の歌舞伎役者がやってもつまらないとも思うので、私のように歌舞伎を生で観たことがないような素人が見る分には充分楽しめると思います。
横浜さんの方も、べらぼうの野心家で気っ風が良い蔦重とは全く違う、梨園の御曹司役を演じられていて、演技の幅広さを感じました❗️
それから、女形の人間国宝役の田中珉さんも、超ベテラン女形の品の良さとか匂い立つ色香がとてもリアルで素晴らしかったです。
私は歌舞伎については全くの素人なんですけれども、ヅカファン歴はそれなりに長くて。
よく歌舞伎の女形はヅカの男役スターさんと並び称されることが多いと思いますが。
でも、ヅカの男役スターさんは舞台の主役であり、花形なんですが。
歌舞伎の舞台の主役というか花形は、基本的に立役であって、演目次第で女形が主役になることはあるけれども、宝塚の娘役と基本的には同じ立ち位置なんじゃないかな、と感じました。
宝塚はもちろん、容姿が重要視されたり、後ろ楯の存在が物を言う場合もあるにはありますが。
基本的には実力の世界だと思います。
けれども、歌舞伎の世界は実力よりも血統や後ろ楯の存在の方が優先される世界だということを、この映画を見て痛感しました。
それだけに、歌舞伎の世界は業が深い世界だと感じました。
今日は色々外せない用事がある中を、時間のやりくりをして見に行きましたが。
そうやって、多少無理してでも見に行く価値がある映画だったと思いました。