先日、どうする家康の最終回が放送されました❗️
最終回目前で、昨年の鎌倉殿の13人の主演だった小栗旬くんが友情出演されるという情報があったのと、まだ天海僧正が登場していない、ということで色々な情報が飛び交っていまして。
天海僧正が明智光秀役の酒匂芳さんじゃないかとか、麒麟がくるの長谷川博己さん説とか色々ありましたが、結局、小栗旬くんが天海僧正役で、手に源氏物語と吾妻鏡の本を持っていたり、頼朝も実際にはどんな人間だったかわからない、というような話をさせたりして、コラボネタに仕上げてました( ・∀・)
わからなかった人もいたそうで( ´∀`)
それから、いとうまい子さんがカメオ出演されていたり、ラストシーンに東京タワーが映っていた、というような情報を聞いた後で、録画したのを見たので、生で見ていたら見落としてしまっただろうな、と思います。
ラストが、家康が人生の最期の瞬間に思い浮かべたのが、人生で最も幸せな瞬間で、家康と瀬名が、戦がない平和な世になることを願いながら眺めた先に、現代の東京の街の景色がある、という演出がとても素晴らしかったですし、プロデューサーやディレクター、そして脚本家の古沢良太さんがこの大河ドラマを一年通して描きたかったテーマなんだな、ということを感じました。
去年の鎌倉殿のラストが衝撃的で、しかも殺伐とした場面だっただけに、このラストシーンだけでも傑作扱いにしても良いんじゃないかと思います。
ちょっと趣向は違いますが、97年の毛利元就のラストシーンを思い出しました。
毛利元就の中村芝翫さん(登場はまだ橋之助)も、老いた元就公の演技がとても素晴らしかったのですが、今回の松潤も若い頃よりも年老いてからの演技が良かったし、俳優としての評価も爆上がりしたんじゃないかと思います。
…よく考えてみたら、プロデューサーや古沢さんは徳川家康よりも毛利元就を意識していたかもしれませんね。
お愛の退場の回や、最終回の最初の方の場面で、信康の婚礼の時の鯉の話、というのがラストシーンの伏線として出てきたのですが、このエピソードは、40年前の徳川家康の原作に出てきます。
そういう逸話があるのかと思って調べてみても特になかったようなので、山岡荘八のフィクションだと思われますが、山岡版のエピソードとは若干変わっていました。
念のために、錦鯉の歴史について調べてみましたら、現代の観賞用の錦鯉の飼育が始まったのは、江戸時代半ばのことだったようです。
何十年も前のことですが、平安時代の貴族の屋敷の庭園に造られていた池は、景色を映して楽しむものだったので、鯉に限らず、魚を飼ってはいなかった、という話を聞いたことがありましたので、戦国時代にお城の池で鯉を飼っていたとしたら、多分、非常食用だったんだろうな、と思いましたし、もし、織田信長が娘の婚礼の引き出物として鯉を徳川家に贈ったとしたら、婚礼の宴席のご馳走用なんじゃないか?とも思いました。
信康と徳姫の婚礼が行われたのが、永禄10年5月27日とのことですので、滝を昇って竜になると言われている鯉を娘婿への婚礼のお祝いに贈る、というのは信長の粋な計らいのようにも感じます。
実際、鯉を食用にする時は、数日間綺麗な水に入れて泥を抜くそうですしね。
それから、たまたま大和和紀さんのイシュタルの娘
を取り出して、関ケ原のくだりを読み直していましたら。
淀殿が北川景子の淀殿そっくりでした(^∀^;)
北川景子さんご本人は、葵 徳川三代の小川真由美さんの淀殿をイメージして演じておられたそうですが。
これがベタな淀殿のイメージなんだな、と思いました(^∀^;)
お江も色々な方が演じておられますが、今回のマイコさんのお江がとても良かったと思いました。
特に前回、お初と二人で大阪城に淀殿に和平交渉の説得に行った場面で、家康からの手紙を淀殿に手渡した後ににっこりと微笑んだ場面で、多分、実際のお江という人はこういう女性だったんだろうな、と感じました。
秀忠役の森崎ウィンさんも、松潤の家康と親子に見えるし、本多正信から凡庸だからこそ跡継ぎに相応しい、と言われた場面とか、とても素直でお人好しな感じが、平和な時代の将軍、というイメージを強調していて良かったです。
実際の家康公の臨終の場面には、阿茶局の他に何人もの側室がいたそうですし、秀忠以外の息子達や千姫と竹千代以外の孫も大勢いた筈なんですけれどもね(^∀^;)
そういうことは、過去の大河ドラマで何度も描かれているので、いちいち取り上げる必要はない、ということなんでしょうね。
来年は、紫式部が主人公の「光る君へ」で、一昨年の鎌倉殿の13人よりも以前の時代になります。
きらびやかな宮中が舞台で、合戦の場面が一切出てこない大河ドラマというのは、今まであんまりなかったと思いますが、再来年のべらぼうも江戸時代後期なので、合戦がない大河ドラマが続く、というのも良いんじゃないかな、と個人的には思います。
