この週末、ひょんなことから、実家に帰りました。

で、長年行きたいと思いつつ、今まで行けなかった法華寺に行ってみました。


ここは、奈良時代に光明皇后が隠居所として建てた尼寺なのですが。

このお寺の本堂にある十一面観音像が光明皇后をモデルにしているというので、

一度見てみたいと長年思っていました。


光明皇后は、その名前の通り、光り輝くような美女だったと言い伝えられていますが、

この時代の美人の顔は正倉院の鳥毛立美女図屏風の女性の顔なわけで、

平安美人をさらにぽっちゃりというかふくよかにしたような顔らしいのですが。


ここの十一面観音像の顔は、その鳥毛立美女の顔と比べると、

目は確かにああいう感じの切れ長の目ではありますが、

鼻はデカいし口もデカくてタラコ唇だし。

どうも美女とは程遠いなあ…というのが、正直な感想でした(゜д゜;)


光明皇后は、藤原不比等の娘で、母親は夫となった聖武天皇の乳母の県犬養橘三千代なので、

皇女ではありませんが、当時の権力者の愛娘だった姫なのですが。


仏教を深く信仰していて、施薬院とか悲田院とか、貧しい庶民のための救済施設を作った、立派な女性だったということは間違いありません。


その一方で皇后の位に就く時に、長屋王が謀反の濡れ衣を着せられて処刑させられたり、色々と血なまぐさい権力闘争なんかもありましたが、心身共に病弱な夫の聖武天皇を支え続けて大仏建立なんていう大事業を成し遂げたり、聖武天皇の死後は娘の孝謙天皇をサポートしたりと、ひたすら補佐役だった人生だったらしいですね。


法華寺は、尼寺らしく、境内には四季折々の花が咲くようで、今は蓮の花や矢車菊、白い百合に似たアマリリスが咲いていました。


あと、貧しい庶民をお風呂に入れて、自ら身体を洗ってやったという、お風呂場の建物もありました。

まあ、お風呂と言っても、今のお湯に入るお風呂じゃなくて、サウナみたいな蒸し風呂ですが。


ここでは、尼僧の方々の手作りの小さな犬の人形のお守りが有名ですが、

そのお守り犬と、境内にあった紅梅の古木で作った念珠を買って帰りました。


翌日、京都駅から新幹線に乗って帰京する途中で、宇治の平等院に寄ったのですが。

今回、両親から聞かされた話によると、私の母方のご先祖がここで亡くなったらしいです。

ただし、坊さんじゃなくて武将なので、病死じゃなくて戦死ですが( ̄Д ̄;;

…というと、歴史通の方なら、誰のことかおわかりかと思いますが、

タッキー主演の大河ドラマの「義経」では、丹波哲郎さんでしたw