宝塚宙組の新トップスター・朝夏まなとさんの就任お披露目公演「王家に捧ぐ歌」を観に行きたくても行けない、ということがきっかけで、思いがけず大好きなオペラ「アイーダ」のヒロインと『王家の紋章』のキャロルを足して2で割ったような前世があることがわかったことで、現在、一度は「つまらん」と言って投げ出した篠原千絵の『天は赤い河のほとり』を今読んでるわけですが。


歴女歴44年の私がおすすめの歴史マンガ(少女マンガ)をご紹介します。


一番のお気に入りは、なんといってもベルばらですが、ベルばらについてはもう既にこのブログで語ってますし、ベルばら話を始めると横道にそれて本題から外れそうなので、ここでは割愛させていただきます。


従って、『あさきゆめみし』にしても以下同文。


世界史というか西洋史ですが、ベルばら以外でのおすすめは、ベルばらの池田理代子さんの『天の涯まで』です。

『女帝エカテリーナ』や『栄光のナポレオン(エロイカ)』とも深い関わりがある作品なので、両方を読むと、複雑な時代背景が理解しやすいと思いますが、面白さでは、この2作以上です。


主人公のユーゼフ・ポニャトフスキーがとても魅力的なのですが、かなり創作が入っていて、史実とは違うようなので、史実については、ウィキペディアでご確認ください。


あと、ベルばらと並ぶ代表作の『オルフェウスの窓』も良いですが、ユリウスとクラウスのロシア編よりも、イザークのウィーン編の方に惹かれるのは、やっぱり、オーストリアの貴族のお姫様の前世がある影響なんでしょうね(^o^;)


それから、池田理代子さんといえば、『聖徳太子』が山岸涼子さんの『日出る処の天子』の盗作だと一時期問題にされていましたが、『日出る処の天子』はあまりにもエキセントリック過ぎるので(絵は麗しくて好きですが)、池田版の方がリアルで説得力があるので好きです。


それから、『ツーリング・エクスプレス』シリーズでおなじみの河惣益巳さんの『サラディナーサ』と『花巡礼』がおすすめです。

『サラディナーサ』の方は、大航海時代のスペインを舞台にした歴史小説で、主人公がハプスブルグ家の血を引く貴族の姫で更に海賊の頭領ということで、かなり読み応えあります。


『花巡礼』の方は、南フランスの女傑・アリエノール・ダキテーヌを中心にしたフランス&イギリスの王家にまつわるストーリーですが、この時代を扱った作品があまりないので、面白く読めると思います。


日本史系では、『日出る処の天子』や『聖徳太子』の他、少女マンガ界の大御所・里中満智子の『天上の虹』・『長屋王残照記』・『女帝の手記』の3部作は『あさきゆめみし』に勝るとも劣らないほど愛読しています。


特にお気に入りは、『天上の虹』の高市皇子と十市皇女のロマンスと、『長屋王残照記』と『女帝の手記』の安宿媛こと光明皇后なのですが、この3作品を通じて重要人物となっている、氷高皇女こと元正天皇の生涯が興味深いですね。


最近のイチ押しは、『あさきゆめみし』の大和和紀さんの『イシュタルの娘』です。

戦国ものといえば、河村恵理さんのイメージがありますが、やっぱり、大御所マンガ家の作品だけあって、かなり読み応えがあります。


あと、かなり現実離れしたストーリーではありますが、上田倫子さんの『リョウ』は、義経ものの中で一番ハマったお気に入りです。


歴史物といっても、あくまでもマンガですから、必ずしも史実に近ければいいというものでもないですし、面白く読めるのが一番かな~と思います。


こうして、お気に入りの少女マンガを並べてみると、やっぱり、華やかな絵の作者のものが多いですね。