2年前亡くなった父

 

私の遅い夕飯が終わる頃

いつも 電話をして来た

 

 

夜 寝れないんだ 眠たいのに 

目をつむっても寝れないんだ 

 

 

父が言う

 

 

苦しいの? どこか痛むの?

 

 

そうじゃないけど・・・

 

 

そうか 眠れないんだーーー

辛いよね

 

 

・・・

 

 

眠れないのなら 起きていてもいいんだよ

眠たくなるまで

TVを見たり 本を読んだらいいんだよ

 

お父さんが

したい事を したい時に したらいいよー

 

私はそう言った

 

 

父は不満そうに電話を切った

 

あの頃の私は 仕事が忙しく  

心も体もクタクタで

夜にかかってくる

父の話に付き合える時間の余裕はありませんでした

 

 

もう 

仕事も兄に任せている

予定があっても 変更できるはず

 

ストレスを溜めず

 

したいように したいことをして 暮らして欲しい

 

 

願うのはそれだけ

 

でも 今になって想う

 

 

 

余命宣告から数年経った父

 

普通でない 自分の身体

 

皆と同じでない 自分のサイクル

 

死が近づいて来る

自分の身体がおかしくなっている

 

そう感じていたのかもしれません

 

独りぼっちの暗闇の中

 

夜は

父の心を孤独に 不安にさせていたのでしょうか

 

 

 

 

今 病気を患う仔と暮らす私は

少しでも 違う様子に

不安になる

 

 

ご飯を食べない

動きがおかしい

 

いつもと様子が違う と

 

 

父には 病気を受け入れ・・・

 

それでも

心 穏やかに過ごして欲しいと

願っていた

 

 

矛盾してる 自分に気付く

 

 

この仔を

小さな小さな子と錯覚して

死を受け入れる事が出来ない

何とか生かしてあげたい 

そう強く思ってします

 

 

この仔と呼んでしまうから

錯覚してしまうのでしょうか

 

 

私のこの錯覚が

この仔に

無理をさせていないかと

時々不安になるのです

 

 

 

いつもありがとうございます 

これからも ぐうちょびを宜しくです (๑◔‿◔๑)~♡

 

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