先に書いておきますが、タイトルに書かれているEF低下というのは、簡単に言うと、左心室が1回の拍動で血液を押し出す力が以前より弱くなっているという意味です。一般的な言葉で表現すると心不全ぽいということです。心不全ぽいと書くと語弊があるので、心不全につながる可能性がある状態という方が適切かもしれませんね。

 

さてさて、僧帽弁閉鎖不全症のMICS(低侵襲心臓手術)を受けて約1年が経過しました。先日、定期検査として心エコー検査を受けたので、その結果を記録として残しておきたいと思います。同じように弁膜症の手術を受けた方や、術後の経過が気になっている方の参考になれば幸いです。

 


一番気になったのはEF(左室駆出率)
今回の検査結果では、
EF(MOD法):42%
目視:約45%
という結果でした。

一般的にEFは55~70%程度が正常とされており、今回はやや低めの数値です。

また、検査結果には「前回と比較し、左室収縮能やや低下」
というコメントも記載されていました。

つまり、心臓のポンプ機能が前回より少し低下しているという評価になります。ただし、心エコーによるEFは測定方法や検査条件によって多少の誤差があるため、この結果だけで急激に悪化したとは言えません。ですが、退院してから脈拍が100切ったことがないのは、ET低下が原因であろうと想像つきます。ポンプ機能が低下してるので、送り込む血流が少なくなるので、回数を増やす、脈拍が高くなるということでしょうね。

今後も継続して経過を見ていくことが大切だと感じています。

 

というか、良くなってないじゃん。

手術してから悪くなってるじゃん。

ダメでしょ?

僧帽弁の状態は良好
私が一番心配していたのは、手術した僧帽弁です。

結果は
僧帽弁狭窄(MS):なし
僧帽弁逆流(MR):trivial(ごく軽度)
という内容でした。

再逆流もほとんどなく、弁そのものはしっかり機能しているようで安心しました。手術自体は成功しており、僧帽弁については良好な状態を維持できています。

大動脈弁に石灰化が見つかった
今回、新たに気になったのが大動脈弁です。
検査結果には「石灰化あり」と記載されていました。
最初はかなり不安になりましたが、詳しく見ると

大動脈弁狭窄(AS):なし
大動脈弁逆流(AR):なし
血流速度(Vmax):1.0m/s

という結果でした。つまり、石灰化はあるものの、現在のところ弁の開きや血液の流れには問題がないという状態です。石灰化という言葉だけを見ると驚いてしまいますが、年齢とともに軽度の石灰化がみられることは珍しくないそうです。もちろん、今後も定期的な心エコーで経過を確認していく必要があります。

 

大動脈弁の石灰化に関しては思い当たる節がありまして。去年、退院してから痩せたものですから、かなり食べて体重を増やしました。つまり太りました。約8Kg太りました。結果的には筋肉量が増えて、比例して脂肪も増えたのですが、その影響かと思いますね。

その他の結果
今回の検査では、心拡大なし、肺動脈圧正常、僧帽弁機能に大きな異常なしという結果でした。手術後に問題となるような所見はなく、その点は安心できました。

術後1年を振り返って
手術から1年。最初は体力もかなり落ち、ゴルフのヘッドスピードも大幅に低下しました。しかし現在では、ウェイトトレーニングを続けながらゴルフも楽しめるようになり、80台のスコアも出せるまで回復しています。一方で、安静時でも脈拍が高めであることや、EFがまだ正常値まで戻っていないことを考えると、心臓は完全に元通りというわけではないのだと改めて感じました。

 

ということで、3つの薬を処方してもらいました。

ビソプロロールフマル
エプレレノン
エナラプリルマレイン

3種類とも心不全の治療で使われる薬です。

けっこう効き目の強い薬なので副作用とか心配です。

 

とりあえず明日はゴルフです

行きますよ