「みんなで生きて行こう」 山本加津子さんのメルマガから | 太陽と月のしずく

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あまやどりの店主 アリアこと 阿部直海のつぶやきブログです。

山本加津子さんのメルマガで
黒柳徹子さんが書かかれた「トットちゃんとトットちゃんたち」の本から引用された
文章を、紹介されていて、それが、何とも言えなく心に響きましたので、紹介いたし
ます。


私が会った子どもたちは、みんな可愛かった。笑っている子ども、ふざけている子ど
も、赤ちゃんを、おんぶした女の子、さかだちを自慢そうに見せてくれた男の子、
いっしょにうたった子ども、どこまでも、ついてきた子ども。いろんな子どもたち
に、会った。

そして両親や姉兄を目の前で殺された子ども、ゲリラに腕や足を切り取られた子ど
も、親が蒸発し、小さい弟や妹を残された女の子、親友だった家畜が、飢えて死んで
しまい、ぼう然としていた男の子、家も学校も、すべて破壊されてしまった子ども、
難民キャンプを、たらいまわしにされている孤児たち、家族を養うために売春する子
ども。
だけど、だけど、そんな、ひどい状況のなかで、自殺をした子どもは、一人もいな
い、と聞いた。希望も何もない難民キャンプでも一人も、いない、と。私は、ほうぼ
うで聞いて歩いた。「自殺をした子は、いませんか?」「一人も、いないのです。」
私は、骨が見えるくらい痩せて骸骨のようになりながらも、一生懸命に歩いている子
を見ながら一人で泣いた。

(日本では、子どもが、自殺してるんです。)大きい声で叫びたかった。
こんな悲しいことが、あるでしょうか。豊かさとは、なんなの?
私がいろんな子どもに会って、日本の子どもに伝えたかったこと。
それは、もし、この本の中に出てきた発展途上国の子どもたちを、「可哀想。」と思
うなら、「助けてあげたい。」と思うなら、いま、あなたの隣にいる友達と「いっ
しょにやっていこうよ。」と話して。「みんなで、いっしょに生きていこう。」と、
手をつないで。

私の小学校、トットちゃんの学校には、体の不自由な子が何人もいた。私のいちばん
の仲良しはポリオ(小児マヒ)の男の子だった。校長先生は、一度も、そういう子ど
もたちを「助けてあげなさい。」とか「手をかしてあげなさい。」とか、いわなかっ
た。いつも、いったことは、「みんないっしょだよ。いっしょにやるんだよ。」それ
だけだった。だから私たちは、なんでもいっしょにやった。 誰だって友だちがほし
い。肩を組んでいっしょに笑いたい。飢えてる子どもだって、日本の子どもと、友だ
ちになりたい、と思ってるんですから。これが、みなさんに、私が伝えたかったこと
です。
(「トットちゃんとトットちゃんたち」より)
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