ポスチャースタイリスト古谷維久子です。
「趾」
という漢字を見たことがありますか?
「趾」と書いて、「あしゆび」と読みます。
この字の右側
「止」は、もともと
足首を描いた象形文字だそうです。
「止まる」という意味を持ちながら、
「足」と組み合わさって
「趾」という漢字ができたんですね。
「趾」はただの足の先ではなく、
土をじっと踏みしめる部分
という意味があります。
歩くときに「趾」が地面をしっかりととらえ、
体のバランスをとり、
前に進む力を支えてくれているんですね。
さらに、私たちが歩くときには、
自然に体重を前へ転がすような仕組みが働いています。
具体的には、
踵(かかと)から足首、そして足指のつけ根へと
重心を移動させながら、振り子のように前に進むのです。
このとき、足指で地面を止めて蹴り出すことで、
歩きがスムーズになり、
美しい重心移動が生まれます。
これが、
ポスチャーウォーキングで大切にしている
ローリングという動きです。
「指」という漢字も、とても面白いんです。
「指」という字は、
「手偏(てへん)」
と
「旨(うまい・おいしい)」
でできています。
「旨」は「美味しい」という意味の漢字。
「美味しいものに思わず手が伸びる」
という動きを表していて、
そこから転じて、
「何かを指さす」
「ゆびを動かす」
という意味が生まれました。
手の指も、足の指も、
本能的に
“つかむ”
“支える”
“指し示す”
という、大切な役割を担っているんですね。
手の指も、足の趾も、
私たちが自然に体を動かすときに
欠かせない存在なんです。
だからこそ、歩くときは
足裏全体を意識して、
足の指で地面をつかむように
歩いてみましょう。
それが、40代からも軽やかに、美しく歩き続ける秘訣です。
今の姿勢・歩き方で10年・20年後のあなたの身体が決まります。












