虫送り | ゆだぽんの♬虹色オーラ♬ブログ

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お寺や神社巡りで感じた事や、不思議な話・オーラについて…などなど書いています。

そろそろ夏祭りの時期に入りますね花火
特に神社の夏祭りは風情があって楽しいものです♪


神社の夏祭りは春と秋に行われる古い祭りに比べ新しく発達したもので、本来は疫病退散の性格を持っていました。

実際に行われている夏祭りの中では
祇園祭・尾張津島天王祭系の祭り
が最も数が多く、それ以外では
火祭り
麦秋祭
などが知られています。

また、昨日記事にした茅の輪くぐりも民俗行事ではありますが夏祭りに分類されます。
この民俗行事にはもう一つ
『虫送り』
という少々変わったものがありまして、今日はそちらをご紹介させていただきます。

虫送りとは、夏祭りに類型される日本の伝統行事の一つで、農村において農作物につく害虫を駆除し、その年の豊作を祈願する、という呪術的行事です。

疫病も怖いですが、虫による害も当時は深刻なもの。虫による害は、不幸な死を遂げた人の怨霊の仕業と考える怨霊信仰と結びついて考えられていました。

虫送りは、害のあるものを外に追い出すという呪いの一つで、初夏の夜に松明を焚いて行われます。
地域によっては悪霊をかたどった藁人形を作って害虫をくくりつけ川に流す、ということが行われています。

なんだか丑の刻参りみたいですねタラー

お借りした虫送りの人形の写真

またこんなエピソードも。
「平家物語」に登場する平安末期の平氏の武将「斎藤実盛」が、篠原の戦いの最中に、乗っていた馬が田の稲株につまづいて倒れ、そこを敵方の源氏の兵に討ち取られてしまいました。

その恨みから実盛は稲虫(稲に付く害虫)と化して稲を食い荒らすようになったと言い伝えられました。稲虫の中でも特にウンカは「実盛虫」と呼ばれ、主に西日本では実盛の霊を鎮めて稲虫を退散させるという「実盛送り」と呼ばれる祭りがあるのだそうです。

討ち取られた上に虫にされるって。。。
そちらの方が恨みを買いそうですが(・・;)

実盛はおいといて、虫送りはやはり米どころの東北地方に多いですね。

私も宮城で育ちまして、母の実家は農家でしたから、夏休みに泊まりに行くと、夜の窓にびっしりとウンカが張り付いていたものです。家の中にも入ってきて服にも付いたりとか。

今は過疎化や田んぼの減少、加えて東日本大震災でかなり被害を受けましたから、夏のウンカも秋のイナゴもほぼ見かけなくなりました。

今となっては虫は虫で懐かしい思い出です。


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