前に書いたことと重複するが、この甚大な災害である。もうスポーツイベントの中止は致し方ないと思う。熊本の大震災の時もそう思ったのだが、人命の救助が第一。そして生活の再建こそが最優先である。数字にこそ現れていないが、熊本の地震で体調を崩す、認知に至るか進行したお年寄りもいるはず、どころか実感がある。災害は後々まで響くものだ。
ラグビーのスコットランドの関係者が中止になった場合は法的な措置に出るなど報道されているが、こんなのはおかしい。家を失ったどころか、身内を亡くされた方の前で言えるのか?
さらに言えば、安易に日本が復興の旗印を掲げてスポーツイベントを招聘したそのこと事態もおかしくはないだろうか。「開催中に台風が来たら」、「大地震が起きたら」という万が一のことを考えたか否か。
鈴木大地長官や、松岡修造が、来年の東京五輪がさも、立派なイベントであるかのようなことを言っているが、また開催中に大きな災害が発生したら、熱中症で選手や観客の命が奪われたら、というようなことを考えているのだろうか。
スポーツに関しても、アマチュアとプロの線引きは、きちんとした方がいい。そもそも近代五輪はアマチュア精神によって成り立っているのではなかったか。
名誉のために競技するアマと、お金のために競技するプロでは問われることが違う。アマは死んではいけない。だからアマチュアのボクシングはヘッドギアをする。プロだって命は当然、最優先されるべきだが、ある程度のリスクは許される。この違いは大きい。F1のマシンにアマチュアは乗ってはいけない。
大会に言いがかりをつけるスコットランドにはスポンサーの為にも戦っているような、金銭の匂いがするのだが、これが小生の誤解であればいいのだが。
言っておくが小生はスコットランドという「国」に抱いている親近感は並々ならぬ。好きな国の一つだ。