川上未映子
色々文学賞は獲ってきた彼女だが、どうにも身体が受け付けない。
『夏物語』はまた豊胸手術の話でうんざりした。また、というのは芥川賞の『乳と卵』がそうだったからである。この人のエッセイは面白いのだが。
多和田葉子
『容疑者の夜行列車』。再読すると思うがこれは傑作だと思う。解体以前のソ連に行ったこともそうだが、佐藤優のことを思い出した。生年が両者同じである。
『言葉と歩く日記』
鎖国的開国、国民無視の民主主義、病的健康、負け組の勝利、窮屈な自由、できるダメ人間など、遊びで敢えて矛盾した言葉をくっつけてみる。社会を透かしてみるのに必要なレトリックが生まれると書いていた。これこそ多和田らしい表現である。
──インフォメーション──
こちらに度々お越しくださる奇特なかたがいらっしゃたら、お伝えしておきます。多分おられないでしょうけれども。
①不覚にも野球のことを書いてきましたがプロ野球もペナントが終わるので、もう今年は野球について触れません。ソフトバンクの工藤監督は退任して、もう1回勉強し直した方がいいでしょう。
②今年のベストブックオブザイヤーを10月1日に掲載する予定ですが、仕事の都合もあって、少し遅れるかもしれません。
③ブログのアクセスが今月比較的安定していて78。自分の感覚としては非常に少ないんですが、ゼロという日はありませんからそこが救いでしょうか。ありがとうございます。