人間らしさ | ricky321のブログ

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48×8をどう処理するか

①まともに計算する。(機械や、そろばん経験者ならばこうだろう。数字に強い人、それから逆に極端に数字に弱い人

②40×8が320、ハッパ64を合計し384を導く

③48を約50と見て、50×8で400。50に足りない分のニハチ16を引いて384に至る

普通の人は電卓がなければ②か③のようなプロセスで計算すると思うけれども、ちょっとした工夫で、この程度の計算なら頭の中で何とかなる。ある意味人間らしい方法とも言えないだろうか。算数の答えはひとつしかないが、答えの出し方は複数あることを学校で教えて欲しいと思うが無理だろうか。

 

『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』

立ち読みで少々読んでいたが、図書館で借りた。趣旨としては

①AIの出来ることには限界がありシンギュラリティは来ない。データの蓄積からルールの定まった将棋や碁では人間に優るが、国語の読解や外国語が苦手である。MARCH(明治、青山、立教、中央、法政)の合格点は取れるがこの辺が限界。

②今、大多数の子どもたちの読解力が、相当に落ちている。国語の苦手なAIに負ける。だから基礎学力をもっと付けさせよう。

③かなりの職業がAIにとって替わられる。だから人間にしかできないことを模索しよう。

話題になり、かなり売れた本であるが、正直買わなくて正解だったと思う。中身は薄い。そしてやっぱり最後は東洋経済社らしく、経済に言及して終わるが、このあたりもやや軽薄。

②がもっとも著者の言いたいことらしいが、その対策に費やす頁が少ないのが惜しまれる。ビッグデータは過去の蓄積であって、未来へのヒントがない、ということももっと強調していい。ただ、著者の名誉のために述べておくが、あとがきにご本人の取り組みなどが紹介されているので、最後の5頁は読むべきだと思う。

 

文學界9月号も、「文学なき国語教育が危うい」が気になって借りた。これは存外面白かった。理科系の大学教授も文学に学ぶべきところがあると言っているんだから、逆らわない方がいい。齋藤孝もまっとうな見解を示しているから驚いた。文部大臣に読ませたい内容である。

 

そもそも(笑い)(涙)とかorzなぞ、表現の放棄でしかないので、いい大人が使うべきではないと思うのだが。ごく限られた人、例えば芸能人がツイッターで使うだけならいいが、皆が使い始めると気持ち悪い。