『中央公論2019-07月号』19-095
★★★今月はイマイチかよ、と思っていたらそうでもなかった。図書館、或いは立ち読みのお好きな方のために良かった記事を挙げておく。
①抜き差しならない米中技術覇権競争/森聡:分かりやすくハイテク開発とその応用に関してまとめられていた。
②リバタリアニズムで斬る丸山穂高議員の戦争発言/佐藤優:さすがに元ロシア専門外務官僚。「丸山氏の発言に背筋が凍った」そうである。
③地図のある人生/今尾恵介:琵琶湖畔で起きた交通事故を導入に用い、戦前の小田急が鉄道の立体交差を作ったことに触れる。うまい文章だ。
④バルセロナの窓から/大野ゆり子:バルセロナ市長選挙立候補者から、EUの複雑な事情を語る。元フランス首相が立候補していたとは!
反面、連載小説は低調。星野博美の台湾紀行もただの暇つぶしにしか思えなかった。どうもこの人は気分にムラがあるようだ。