読書の記録/3月後半 | ricky321のブログ

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前回、休載と書いたが月が変わるので読書録は残しておく。お医者に診てもらうと、「それ今、痛みあるよね。でも一旦もっと酷くなると言うか、ピークが来るよ、3日先なのか1週間先なのか分からんけど」と言われた。

19-044『黄泥街』残雪/白水社Uブックス★★★★★
蠅、蛆、大便と汚い語のオンパレードだが、読後感は悪くない。

19-045『津軽』太宰治★★★★★
諧謔と郷土愛、津軽人気質。故郷を離れたことでわかることも多々。昭和19年に書かれたというのが驚き。

19-046『老舎珠玉・戯曲~茶館・龍鬚溝・西望長安』黎波訳★★★
茶館だけなら★★★★★です。

19-047『お伽草子』太宰治★★★★★
これを書くのには、かなり勇気が要る。昔話のパロディでありながら、おふざけに終わらない。ギリシア神話を引用するなど芸も細かい。
近現代において、小説の頂点に立つのは、谷崎潤一郎と川端康成、続くのが大岡昇平と太宰治。

19-048『赤い子馬』スタインベック:西川正身訳/新潮文庫★★★★★
19-049『老人と海』ヘミングウェイ:小川高義訳/光文社古典新訳文庫★★★★★
ジョディ少年にはビリー・バック、マノリン少年にはサンティアゴ老人という、父親代わりの存在がいる。少年二人に父親はいるのだが、父親が我が子に何かを教えようとすれば、概してロクなことはない。父親以外の誰かの存在が重要なのである。

19-050『濹東綺譚』永井荷風★★★★★

番外編
・文學界2013年11月号の短編名作選
さすが文學界と言いたい。珠玉6編をよく選んだと思う。
・ニムロッド
高橋源一郎が褒めていたので、それなりに面白いと思われるが、名作を読みたいので、きちんと読まないで図書館に返した。あまり長期間借りると、(芥川賞作は特に需要があって)他の方に迷惑が掛かる。

痛いんでゴロゴロしながらTV見る、なんてことはしていない。却って普段より読書が進む。4月8日に多分再開する。楽しみにしている人なんてどうせいないだろうけれども。