19-036『狂人日記/阿Q正伝』魯迅★★★★★
19-037『紅い高粱』莫言(井口晃訳)/岩波現代文庫★★★★★
19-038『恋と女の日本文学』丸谷才一/講談社★★★★★
19-039『介護のことばつかい』三名の共著/大修館書店★★
19-040『中央公論2019年04月号』★★★
19-041『中国文学館~詩経から巴金へ』黎波/大修館書店★★★★★
19-042『李陵・山月記』中島敦/新潮文庫★★★
19-043『リバタリアニズム~アメリカを揺るがす自由至上主義』渡辺靖/中公新書★
19-038『恋と女の日本文学』丸谷才一/講談社★★★★★
19-039『介護のことばつかい』三名の共著/大修館書店★★
19-040『中央公論2019年04月号』★★★
19-041『中国文学館~詩経から巴金へ』黎波/大修館書店★★★★★
19-042『李陵・山月記』中島敦/新潮文庫★★★
19-043『リバタリアニズム~アメリカを揺るがす自由至上主義』渡辺靖/中公新書★
番外編
(1)『色、戒』高島俊男曰く【一人曠野に去った人】こと張愛玲(アイリーン・チャン)
(1)『色、戒』高島俊男曰く【一人曠野に去った人】こと張愛玲(アイリーン・チャン)
https://blogs.yahoo.co.jp/takuroh_ohnuki/68869538.html
前に書いた『傾城の恋』18-094と同じく解放前の中国が舞台。日中戦争が始まっていて上海や香港といった諸外国に解放された都市ではスパイが暗躍しているという小説。スパイと恋愛というエンターテインメント的要素はあるものの主人公が組織の中でどのような位置づけなのか、どんな活動をしているのか詳しい説明はないのだけれども、きちんとした短編小説として成り立っている不思議。※河出の世界文学全集の短編セレクションから
前に書いた『傾城の恋』18-094と同じく解放前の中国が舞台。日中戦争が始まっていて上海や香港といった諸外国に解放された都市ではスパイが暗躍しているという小説。スパイと恋愛というエンターテインメント的要素はあるものの主人公が組織の中でどのような位置づけなのか、どんな活動をしているのか詳しい説明はないのだけれども、きちんとした短編小説として成り立っている不思議。※河出の世界文学全集の短編セレクションから
(2)確認すべく再読したアイリーン・チャンの『天才夢』も、とても不思議。幼いころ、小説を書き始めた自身のことについて書いている。母親に見せ(まずこれが変)、結局もらったアドバイスに反し、悲劇的な結末を変えなかった、という随想。やや長じて、母親から面と向かって「あんたは腸チフスで死ねばよかったのよ」と面罵される。母親に家事を教えられても全く出来ず、「我が人生は華美な長衣(裾の長いチャイナドレスを想像してください)、しかし蚤がたくさん這っているのよ」と締め括る。解説によると19歳のときに書いたらしい。 ※月刊「聴く中国語」に掲載
(3)髙行健の『母』。中国語文学で初めてノーベル文学賞受賞。ただし、後の莫言と違ってフランス国籍(カズオ・イシグロを日本人扱いする我が国のマスコミは幼稚だね)。文革その他で締め付けの厳しい社会情勢のもと、大学に通っていた著者本人が帰省を遅らせた為に母親の死に目に会えなかった痛恨の記録。文革に関する書籍や映画に触れた小生には凡作にしか映らなかった。※河出の世界文学全集の短編セレクションから