【投資の落とし穴】手数料が安い投資信託への「乗り換え」が正解とは限らない理由 | 小学生にも分かる投資の授業

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知識ゼロでも新NISAやiDeCoが始められるようになる!賢く増やすためのお金の運用方法をお伝えします。

1級ファイナンシャル・プランニング技能士の鬼塚祐一です。

今日は、マネスク生からいただいたリアルなご相談をもとに、「投資信託の乗り換え(リバランス)」について解説します。

「今持っているファンドより、手数料(信託報酬)が安いファンドが出た!」

こんな時、あなたならどうしますか?

直感的には「売却して、安い方に買い直した方がお得!」と思いますよね。

 

でも実はこれ、大きな落とし穴があるんです。

📊 利益45万円!大成功のケースで検証

生徒さんの現在の状況はこちらです。

投資先: ゴールドのインデックスファンド

含み益: 約45万円(大成功ですね!👏)

悩み: リバランスの時期に、より手数料の安いファンドに買い直すべきか?

早速、税引後の手取り額がどうなるかシミュレーションしてみました。

衝撃の事実!損益分岐点は「42年後」!?

結論から言うと、通常の口座(特定口座など)のまま買い直す場合、「絶対に売らずに、今のまま保有(ガチホ)する」が正解です。

理由は「税金」です。

今売却して利益を確定させると、約20%の税金、つまり約9.1万円が引かれます。

一方で、安いファンドに乗り換えて節約できる手数料は、今の評価額だと年間で約2,100円にしかなりません。

最初に失う9.1万円の税金を、毎年の2,100円の節約で取り返そうとすると……手取り額が逆転するのはなんと【約42年後】になります。

42年という途方もない時間を考えると、そのまま保有しておくのが合理的ですよね。

税金を払わずにそのまま運用し続ける「複利の効果」は、目先の手数料を圧倒的に上回るのです。

💡 ただし!「新NISA」が使えるなら話は別

ここからが投資の面白いところです。

もし、この買い直しを「新NISAの成長投資枠」で行えるなら、結論は180度変わります。

今、9.1万円の税金を払ってでも、NISA口座に入れ直してしまえば「今後の利益にかかる税金がすべて非課税」になります。

このメリットが強烈すぎるため、数年であっという間に「買い直し」がお得になります。

📌 まとめ

課税口座のまま乗り換える 👉 税金のダメージが大きいためNG(そのまま保有)

新NISA枠で買い直す 👉 非課税のメリットが勝つためOK(すぐ買い直し)

投資は「なんとなく」の直感ではなく、しっかりと数字でシミュレーションすることが大切です。

ご自身のポートフォリオを見直す際の参考にしてみてくださいね!