【或阿呆の一生】
芥川 竜之介 著
ニンテンドーDS文学全集
筑摩書房 刊
1968(昭和43)年8月25日発行
芥川龍之介という作家の遺書である。
自分が狂っていると感じているようだが、私はかなり冷静だと思う。
確かに心の歯車は狂ってしまったかもしれないが。
狂ったというより、覚めてしまったのだろう。人生に対し。
かなり、正直な遺書である。
だが、分かる人だけにしか分からないだろうという事は、承知の上で書いている。
だから、私には分からない箇所がかなりあった。
もちろん、分かるなァ~その気持ち、っという箇所も多い。
言い方は変だが、さすが芥川龍之介、洒落た遺書である。