映画【ドローン無人爆撃機】 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、かなり荒っぽい造りだけど、予想外の拾いモノの映画。

 

 

殆ど二人だけの密室劇。(よって低予算)
地球の裏側から無人機を操り、ミサイルをぶっ放してテロリストをやっつける。
これを題材にした映画が何本かあるけれど、テーマは同じ。
「そんな戦争を戦争といえるか?」である。
軍隊は上からの命令で動く。
命令に従わなければ、軍法会議だ。
違反兵を即射殺しても、上官に罪は及ばない。
軍隊とはそれが基本であり、そうでなければ軍隊は成り立たない。
上官から上官へ、いくら遡っても、命令に従うだけだ。

・・・・もし、命令が間違っていたら?

テロリストをやっつけろ・・・とシビリアンコントロールのトップである大統領が言えば、軍は最善を尽くして任務に当たる。
漠然とした命令から、具体的な方法に命令が下に降りてくる度に細分化されていく。
最終的に実行する兵士には、どこそこの地点を攻撃して破壊せよだ。
その命令が正しいか判断を求められていない。

ところがこの映画、最前線の兵士が命令を疑ってしまう。
攻撃によって巻き込まれる民間人が多すぎるからだ。
ドローン攻撃の場合、このジレンマが必ず付きまとう。
だって、自分は地球の裏側の安全なところにいるからだ。
敵と向かい合って撃ち合うのと訳が違うのだ。

この映画の主人公は、目標が本当のテロリストか疑い始める。
イスラム原理主義者が酒を飲んで、踊るか?
情報が操作されているのかも知れない。
政治家が政治的な利害で抹殺しようとしているのかも知れない。
情報提供者が報酬欲しさに、仲間を売っているのかも知れない。
個人的な恨みから、アメリカを利用しているのかもしれない。

その辺の良心の葛藤を二人が熱演する。
ついには、主人公の親父(将軍)が画面に出てきて、9・11でオマエの母親と弟を殺したのはコイツだと嘘までつく。

命令は常に正しく、上官は決して間違いを犯さないのだ。
その軍隊の鉄則に、この映画は真正面から疑問を投げつける。

最後はどうなるか・・・見てのお楽しみ。

 

ネット配信で観ました。


★★★★☆