・・・・・・っということで、コーエン兄弟の映画好きです。
彼らの作品に共通するのが、偶然の重なり。
人生そのものが偶然の重なりだけれど、殺人事件を通してそれを際立たせている。
予想外の出来事に対して、事件に係わる人々がどう行動するか。
その行動を通して、人間の性(さが)をあぶり出す。
この映画は彼らの処女作らしいが、この時点で既に彼らの作風が確立してしまっている。
その後の作品も、このスタイルから大きく逸脱することはない。
この作品を見て、ヒチコックの影響が物凄く大きいことが分かる。
もう30年以上前の作品なので、リアルさはかなり欠ける。
だが、観客の気持ちをハラハラさせる力はいささかも衰えていない。