・・・・・・っということで、「アナタの借りてくるヴィデオはロクなものがないけれど、珍しくこれはいい映画だった」
・・・・とは、カミサンの言。
フツゥーに泣きたい人は(あるいは感動したい人は)、絶対お勧めです。
一言で言えば、テーマは【偏見】である。
【同性愛】に対する偏見と【ダウン症】に対する偏見の、とても難しいテーマ二つを同時に扱った意欲的な作品。(欲張って黒人に対する偏見も扱っている。)
原題は「Any Day Now」である。
意味は「今すぐにでも」である。
映画の時代背景は1970年頃、そのときは同性愛など無条件に非道徳的なものであり、忌み嫌われる対象であった。
この映画を観て、「今はあれよりマシになったよなぁ~~」という感想は止めておいたほうがいいだろう。
だって、【偏見】は絶対になくならない。
「偏見のない社会など理想以外の何者でもない」とぼくは認識しているのだがどうだろう?
映画の中で、準主役の弁護士が「この世の中に正義なんかない」と嘆くシーンで、
黒人弁護士が諭す:
「そんなことロースクールで最初に学ぶことだろう」
「でも、それ(正義が勝つということ)を信じて戦うしかないじゃないか」・・・と。
・・・・・・
主役が如何にもゲイだなぁ~演技が上手いなぁ~っと思ったら、本当にゲイだった。(^^ゞ
ダウン症を演じた役者がひょっとしてダウン症?~っと思ったら、本当にダウン症だった。(>_<)
取り巻きの役者たちはやりにくかっただろうなぁ~~
・・・・・・
結末は予想ついていたが、そこに至るまでの展開はことごとく予想を裏切られた。
【偏見】を扱った映画の中で、最上質の部類の映画である。
「偏見からフリーでいたい」と思っている善意の人に、絶対オススメします。(^o^)丿