クローンについて | so what(だから何なんだ)

so what(だから何なんだ)

人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・っということで、以前映画館で観た【Oblivion】 をTVで放送していたので、録画して観た。

SFとしてはとても完成度の高い映画ですヨ。(^o^)丿

ぼくはヒロインのオルガ・キュレンコより、アンドレア・ライズブローのほうがずっとずっと好きだけどねぇ~。^m^

まあ、そんなことはドーでもいいことで、主演のトム・クルーズが実はクローンだということが分かるんですね。

何千何万ものトム・クルーズのクローンが宇宙人の操作によって、地球を滅ぼす役を務めていたというストーリーなんですけどね。

最後に、トムは相手の宇宙基地を自爆攻撃して死んでしまうんですね。

でも、別の彼のクローンが地球に残した彼の妻と子供の元に現れて、一緒に幸せに暮らすというところでハッピーエンドなんです。

・・・・・・

ナンかなぁ~~

それってハッピーエンドには違いないけれど、なんか釈然としないんですよ。

いくらクローンで、死んでしまったトムと全く同じとはいえ、死んでしまったトムばオワリであることには変わりないんですよね。

一方、彼の妻は正確には元の夫じゃないけれど、同じように愛を注げるということになるのね。

・・・・・・

だれでも永遠の命って、憧れますよね。

特に、権力を手中にした人間はその傾向が強いように思います。

あの秦の始皇帝も不死の薬を求めた。

死んでしまえば、いままで持っていた財産も、築き上げた地位も全て手放さなくてはならない。

それがいやだから、永遠の命を欲しがるのでしょうね。

ナンかねぇ~~

・・・・・・

不治の病にかかり、自分の生きている間は治療が無理そうだから冷凍保存してもらう。

人間の科学は発達して、治療法が出来た時点で解凍して生き返る。

本気で、そんなことを実行している人もいるらしいです。

・・・・・・

それほどまでして人間というものは、生に執着する生き物なんですね。

そこでクローン。

技術的には、人間のクローンは可能なんですね。

すると、全く自分と同じ遺伝子を持った分身が出来るんですね。

でも、それはあくまで自分のコピーなんですね。

コピーしたからといってそれは自分とはいえない。

コンピュータのようにデータを移し替えることは出来ないんです。

それが出来ないのなら、いくら自分と同じクローンを作っても永遠の命が得られたことにはならない。

・・・・・・

だけれども、この映画のように死んだ夫のクローンを夫と同じように愛することが出来るはず。

同じ発想で、死んだペットの遺伝子を元にクローンを作れば、ペットロスには陥らずに済む訳です。

こっちはSFの世界ではなく現実の話。

・・・・・・

なんか、こんな話しを続けていると、そこまでして長生きしたほうがいいのかよという気持ちになる。

少なくとも子供が出来れば、その子供の半分は自分のクローンなわけでしょ?

自分とカミサンのハーフってぇことになる。

自分の半分の遺伝子は残る訳です。

ぼくが死んだ後、ぼくの遺伝子の半分が残る子を見て、カミサンはそれを愛おしいと思うか、ウザイと思うか分かりません。

でも、ぼくとしては、ぼくという存在の証が自分の死によって100%失われたとは思わずに安心して死んでいける。

そのほうが、自分と100%同じクローンを残すより、ずっとずっとロマンチックだと納得しましょうか。