人間の色んな感情。
例えば、喜び、楽しみ、期待、恐怖、悲しみ、怒り。
さて、この中で人が生まれながらに持っている感情とはどれでしょう。
答えは、恐怖。
他の感情は、学習により見つける感情と言われています。
でも、恐怖だけは教わらなくても身につけています。
恐れとは、悪いイメージもあるかもしれませんが、生きていくうえで自己防衛をしなければいけません。
命を守るために、恐れという感情は、なくてはならない感情なのです。
恐怖を感じるほど、自分を守ろうとしているということなのです。
では、この恐怖、私たちはいつ覚えるんでしょうか・・・。
それは、まさにこの世に生まれてくる瞬間なのです。
私たちがお母さんのお腹の中にいるときは、まさに居心地の良い場所にいるんです。
羊水の中でプカプカ浮いている。
栄養は全部、へその緒を通して絶えず与えられる。
そして、お母さんの心臓の音は人間が一番安定した状態になれるα派。
(1/fの揺らぎ音です)
まさに、パラダイス♪
が、ある日、この場所が危機に晒されるのです!!
子宮が伸縮し始めるのです!!
「ちょっと、あんたもうでかいし、このままいたらお腹破裂するから出てって!」
と追い出しにかかられるのです。
これは、赤ちゃんにとっては大ピンチ!!
ですが、これは避けられない。
そして、今までいたパラダイスからお母さんのお腹の中を追い出される瞬間が訪れます。
そう、産道を通って、この世に誕生する瞬間。
このとき、赤ちゃんには1~1.5トンの圧力がかかるといわれています。
これ、今受けたら即死ですよ!
しかも、お風呂の栓に吸い込まれるようにぐぉーーっと小さい産道に吸い込まれる。
これ、恐怖以外の何にでもないでしょ!
そして、この恐怖は「死」に値するものだと言われています。
こんな怖い思いをして、人間はこの世に誕生するのです。
私たちは、「死ぬ」という経験を知らずして、死ぬことを怖いと思います。
そして、誰に教えられたわけでもなく、「恐怖」という感情を持っている。
それは、生まれてくるときに死に値する恐怖を味わうからなのです。
これを専門用語では「バーストラウマ」と呼んでいます。
お母さんもがんばるけど、赤ちゃんもがんばってこの世に誕生しているんですよね(^^)
持ってうまれたこの「恐怖」という感情を乗り越える強さを赤ちゃんは身につけていきます。
それって何だと思います??
これは、また次回の記事で(^^)