今日は。
本日もこちらのブログにいらしてくださいまして、
誠に有難うございます。
本日の日高見の地は春のお花見日和となっております。
本日も、皆様に楽しんで頂ける事を祈りつつ、
「ジアルの日記」をお贈り致します。
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「2407年1月19日。
今日は息子のエナブランが、カーデシア領域から連邦領域への入り口であるディープ・スペース・ナインに到着する事になっている日だ。
ところが、午後遅くになっても連絡が来ない。
心配していたところに、やっとディープ・スペース・ナインからの通信が入った。
『どうしたんだ、遅かったじゃないか。』と言って夫のエリムが通信をビューアーに出すと、オドー大使閣下の顔が映った。何か問題があったようだ。
『ガラック、君の息子さんだが、現在事件の重要参考人として親族の接見を禁じられている状態だ。私が弁護人を引き受けていて、身柄も保護監察しているんだよ。』
とはいえ、オドーさんが話している後ろの応接室で、エナブランがオドーさんとキラ大佐の養女であるメルーさんと談笑しているのが見えている。取り敢えず無事のようだ。『エナブラン君と随員数名が「クワークの店」の個室で食事をしている時に、ベイジョー警察の家宅捜索が入りました。ベイジョー星の美術館から盗まれた重要文化財の故買の現場が、クワークの店だったのでね。悪い事に、担当の検事はカーデシア占領時代とドミニオン戦争の時に酷い目に遭った人で、エナブラン君のような、親戚に難のある者がいる「カーデシア王族」が「偶然」クワークの店にいた、という事を信じていないのです。』
『うちの息子は見る目はありますが、そんなものを欲しがるタイプではありませんよ。』と、エリムは答えた。
『私もそう言ったし、クワークの奴も「故買の場所は貸したが、エナブランには見つからないように別の個室に案内しただけで、無関係だ。」と主張していますが、信用してくれないのですよ。クワークは前科がありすぎますからね。検事は、事情聴取が終わるまでディープ・スペース・ナインからエナブラン君たちを出さないつもりです。』
『何等かの政治的な事情があって、エナブランを人質に取る為の逮捕、という事ではないのですか。』と私が聞いたら、
『それはありません。私がベイジョーの現在の首相に確認しました。』オドーさんの答えに、少し安心した。オドーさんはエリムの方に向き直って、『しかし、カーデシアのネットにエナブラン君のフルネームを入れると、「父親の情報網を引き継いでいると思われる、得体のしれない人物」と出てくるんですよ。検事はそちらを真に受けているようでね。訂正しておいた方が良かったんじゃないのか。』とエリムに言った。エリムは渋い顔をして、『ブリデザに妙な者が行かないようにと思って、わざとそのままにしておいたのですが、裏目に出たようですね。』と答えた。その時、『ガラック、ジアル、いい知らせだ、喜べ。』と言って上機嫌の父がリビングに入って来たが、状況を一瞬で悟って表情を硬くした。
オドーさんは父にも状況を説明し、『エナブラン君と随員の皆さんは地球人の保安部員が警護についているので、すぐに危害が及ぶ事はありません。彼らの弁護には私がします。1時間後に検事からの事情聴取が始まります。何か伝言はありますか。』と聞いた。父は、『ガダラさんをはじめとするカーデシア人の随員に、面倒な事になるから自分が主犯ですなどと嘘の自白をしないように、厳命である、と伝えてくれ。』と、答えた。それからいくつか確認をして通信を終えたが、不安でたまらない。調書をねつ造されたり、自白を強要されたりしないだろうか。そんな事を考えていると、何も状況を知らないベン・クルゾン君が、舅のテインに占いを教わる為に訪問してきた。テインがベン君に占いを教えている様子を見ながら、エリムは父に『いい事、とは何かな。』と聞いた。『エナブランが、士官学校の入学申込書の下書きを送ってきて、見てくれと言うんだ。あの子なら飛び級してすぐガルトリンくらいにはなるな。才能があるから。』エリムは苦笑いして、『申請者の名前を見ろ。』と答えた。私も書類を見たが、知らないキゴリ系の名前が書いてある。『誰だ、これは?』父は目を見開いた。『ブリデザの漁師の息子さんで、戦災孤児なのだが軍人志望者だそうだ。私には推薦状を書いてくれと言ってきたよ。私もよく知らない人間の推薦状は書けないから、随員として連れてこいと言ったんだ。今、ディープ・スペース・ナインでエナブランと一緒に足止めをされているよ。』父は目に見えてがっかりしている。『まあ、エナブランもある程度の処世術を身に着けた事はめでたい事です。ついさっき届いたいいワインがあるから、それで彼の無事を祈って皆で乾杯しましょう。』と、テインはベン君のカード捌きから目を離さずに仰った。諜報員にありがちな事に、周りの状況が全部分かっておられるのだ。
テインはベン君が家に帰る時に、「招待状」を渡した。『実はね、君の提案通りにイリアナにプロポーズしたら、受けて貰えたんだよ。本当に感謝している。お祝いの午前の部に、ご両親と一緒においで。リーレさんにも来て貰いたいね。エナブランとミラの帰還祝いと3つ重ねる事にしたよ。』と唐突に仰るので、心配が消えないながらも嬉しさを感じた。『エナブラン君も、今度両親とおじい様達にレクチャーを受けてから、ガダラさんとの婚約会見をする、と言っていましたよ。僕が寝る前に絵本を読んでいた子が、もう婚約するとはね。時間が経つのは早いものです。』私達の中で一番年の若いベン君が言うので、笑ってしまった。しかし、エナブランが冤罪被害者になるのではという不安が心の片隅からとれずにいる。」
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宜しければ、
新案工房R
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「ロドピス 仙台」のショップページ
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も、ご上覧ください。
本日の「技術担当者の奇言」。
「バーレーンで
「メルッハの辞書」が見つかるのを期待しています。
いつになるでしょうか。」
皆様も、佳い一日をお過ごしください。
