カナダ在住から日本に戻った者が遭遇した出来事や文化の違いを綴っています。
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父は要支援1だったのですが、肺炎と心不全を悪化させて入院。
入院時は「覚悟しておいてください」と医師から言われるほどに肺炎と心不全が悪化。
酸素マスクも点滴もつけたままでした。
その後、なんとか危篤状態からは脱しましたが、本人は気力も体力もない様子。
入院中に身体が弱りベッドで座ることもままならない感じ。
身体を動かせないし、立てないし、歩けない。
そして治療もリハビリも拒否!
医師にも看護師にも暴言を吐き、態度に問題があると言われてしまいました。
父を説得しに面会に行ったものの、聞く耳持たず。
そして布団をかぶってシャットダウンするので会話が成り立たない!
正直、私一人ではオムツも替えられないくらい身体を動かせなかった状態の父なので、退院後の生活に不安を覚えました。
そんなこんなで介護認定の再調査をお願いしたのですが…
介護認定調査の日…
『アナタ、誰ですか?』というほどに、まるで別人格でハキハキと言われた質問に答える父!
介護認定調査員さんの…
「足は動かせますか?」
「寝返り打てますか?」
との質問にシャキシャキと身体を動かして応えていく父!
しかもめちゃくちゃ機敏に動かしていて『ええええええええ???筋肉も落ちてるのにどうやってるの!?』状態。
えー…、アナタ、よぼついて足を動かすことも拒否していましたよね…???
そして…
「立てますか?」
との問いに…
ふらつきながらも…
自力で立ったーッ!
まさに「クララが立った!」とか「ガンダムが立った!」くらいの衝撃でした。
ええええええええええええ???
数日前までベッドで布団を被って動くの拒否してたのに、ここに来てまさかのハイパフォーマンス!
マジかーッ!
数週間ほど父は寝たきりで、本格介護の始まりだと覚悟していましたし。
さらに、面会に行っても無視されて、対話の可能性すら却下される状態だったのに!
まさかの介護認定検査日に奇跡のようなパフォーマンス!
実力以上の力を出していました!
女優なの…ッ!?
これが噂に聞く、『他人がいると必要以上に頑張るため介護認定が下りない』ってやつかーッ!
介護認定調査で本人が「その時だけシャキッとする」のは、特に認知症の方や見栄を張る方に多い「あるある」なのだそうですが。
普段の困り事などを調査員には具体的に伝えましたが、どうなるか微妙です…
介護認定で介護等級が上がると使えるサービスが増えるのでありがたい…
正直、父を病院に連れて行くのは無理な気がしているし(私一人で介助はできない)、往診などしてもらえるなら非常にありがたい…
でも、介護等級が要支援のままだと利用は難しそう…
来週は退院できそうなのですが。
正直、入院していてもらえると、家族の負担が軽減されて楽なのです。
でも病院は介護施設ではないので、治療が終わったら、退院するのは当然のこと。
しかし…
今日みせられたような奇跡のパフォーマンスが退院後の続くかというと甚だ疑問。
高齢者の体調は浮き沈みが激しいので。
父はどうも『この検査にパスすれば退院できる(すぐに帰宅できる)!』と思っていたようで。
なのでめちゃくちゃ頑張ったのではないかと。
調査後、疲れたのかすぐに寝ていました…
先週は治療・リハビリ拒否する頑固ぶりだったのに、今日は介護認定検査後、皆さんに「ありがとうございました」と挨拶する殊勝さまで披露。
父の回復は嬉しいのですが。
このパフォーマンスは火事場のクソ力的な一過性のものような気がしてなりません…
怖いワー…
とりあえず、来週の退院に備えていろいろ準備せねば!
父は「家に帰ったらバケツいっぱいの水を飲む!」とか言ってましたが、家に帰っても飲ませられませんよー…
むくみが出るので水を飲みすぎないようにしているんです。
『家に帰ったら好き勝手できる!』と思っているようで恐い…
水を飲ませないと「おまえは冷たい!」「好きにさせろ!」とか暴言を吐いてくるんですよね…
そんなこんなで、介護認定の時だけシャキっとするというあるあるをまさに目の当たりにして…
弟と「えええええええええええ…ッ!?」と固まったのでありました。
