ワールドカップが開幕し、巷ではサッカーの話題が増えている。
普段はテレビをほとんど見ず、ゲームばかりしている小学3年生の次男。
サッカールールもそこまで詳しく知っているわけではないのに、ワールドカップの録画が始まった瞬間、「にわか評論家」に変身している。
画面を見つめながら、
「今のシュートはヤバイ」
「やっぱりブラジルが最強だよな。」と大騒ぎ。
しまいには
「今、そこでシュート決めなきゃもうないだろ」
「ズリイ!今のプレイは絶対、レッドカードだ」
などと、どこの国のベテラン解説者かという口ぶりでダメ出しを始める。
私が学生の頃にもクラスに一人はいた、あの知ったかぶりだけど妙に堂々と語るタイプ。
よく分かってないくせに、とにかく熱量だけはプロ級というか。
面白いのは、隣にいる小学5年生の長男との温度差だ。
長男もサッカーが好きなのだが、次男のように知ったかぶりをして騒ぐことはない。
大興奮でプロ級の講釈を垂れる次男の横で、ただただ静かに、冷静に画面を見つめている。
次男はとにかく流行りものに目がない。
最近もネットで話題の「夜の踊り子」ミームのステップを全力でやってのけるような、世渡り上手を地で行く「THE・小学生」だ。
学校でサッカーをやっている友達が多い影響からか、最近は「俺もサッカーやりたい!」と言い出している。
しかし、周辺の少年サッカーは朝6時集合、土日が丸ごと試合で潰れる生活と聞く。
独特の上下関係や、保護者同士の軋轢もあるチームも多くて。
正直言って関わるのは大変そうで気が重く、のらりくらりとかわしている。
実際、ピアノと剣道の習い事でスケジュールが埋まっているのもある。
学校の友達の輪に入りたい次男の気持ちも分かるが、平日の習い事との兼ね合いや週末の負担を考えると、簡単に「いいよ」とは言えないのが実際だ。
ひとまずは、このテレビの前での賑やかな「にわか解説」に付き合いながら、本人の本気度をしばらく見守ろうと思っている。
