飛行機で国内旅行へ行くことになったときの話。
出発前夜、わが家のリビングでは激しい夫婦喧嘩が勃発した。
原因は、出発直前になって夫が言い出した「パソコン持っていく」という一言だ。
デター!!社畜!
自分以外、出来ない仕事だと思っている。
私は数日前から、小学生の息子二人と自分の荷物をどうまとめるか頭を悩ませてきた。
子どもに重い荷物を引かせたくない一心で、圧縮袋を駆使し、なんとかスーツケース二個にすべてを詰め込んだのだ。
(゚д゚)ハァ?
精密機器を預け入れ荷物にするリスクを考え、
「壊れるからリュックに入れなよ」
と注意すれば、
「旅行中、ずっと背負っているわけ?」
と不満げな態度。
使うために持っていくのなら、自分で管理して運ぶのが当たり前だろうが💢💢
てか、スーツケースに入れっぱなしにするつもりなら最初から持っていくな。
そもそも、リチウムイオン電池を内蔵しているパソコンは、航空会社のルールでも機内持ち込みが原則だ。
万が一スーツケースに入れて預けるにしても、完全に電源を切る必要があるし、衝撃による破損や紛失のリスクは自己責任になる。
夫のパソコン持参には苦い経験がある。
以前の旅行でもわざわざ持っていったが、結局一度も使わなかったのだ。
ユニバだぜ?ユニバ。
あり得ないだろう?
しかもその日はあいにくの大雨。
ただでさえ移動が大変な中、使わない精密機器を抱えて歩くのは、あまりに非効率だ。
子どもたちのスニーカーの予備を見つけて「靴を濡らすとかあるわけ?」と笑う夫。
自分のパソコンは良くて子どもの荷物には文句を言う。
結局、「スーツケースに入れるなんて壊れるからやめなよ」とブチギレた私。
重いリュックは自ら背負ってもらうことで決着をつけた。
長男が
「パパ、遊ぶときは遊ぶ。
仕事するときはするで割りきりなよ」
とド正論をぶっこんでいた。
おっしゃる通り!
家族の時間を大切にしたい旅先で、余計なリスクや負担を抱え込みたくはない。
準備の段階でこれほどまでにエネルギーを消耗するとは思わなかった。
【完】




