長女の国公立大学への出願を見守りながら、8歳、10歳離れた小学生の息子たちの教育プランを根本から見直している。
娘の受験を通して突きつけられたのは、大学受験対策を高校生になってから始めたのでは遅いという現実。
そして、何より痛感したのが戦略の有無が合否だけでなく受験期そのものの「ゆとり」を左右するという事実だった。
娘の場合、英検取得の計画があまりに杜撰だった。
「受験の1年前くらいまでに取ればいい」という漠然とした逆算しかしておらず、本人も英語への苦手意識から受検を先延ばしにし続けた結果、準1級を取得できたのは高3の夏だった。
多くの大学が英検の有効期限を設定しており、「高校入学以降」や「出願前2年以内」を条件にしている。
だから、早めにとりすぎなくても。と甘く見積もりすぎていた。(明日やろうはバカやろうの典型……)
志望校の最終決定、過去問演習が重なる最も多忙な時期に、英検対策というタスクが残っていたことは大きな誤算だった。
英検利用による得点換算・加点型や、試験免除のメリットは、単に英語の点数が保証されることだけではない。
入試直前の貴重な時間を他教科に全振りできるという「時間の創出」こそが、最大のメリットなのだと痛感した。
さらに悔やまれるのが、
「情報I」への対応だ。娘は特別な対策をしないまま無防備に挑んでしまった。
「難化した」「文章量が多い」「2年目で過去問が少ない」と世間では騒がれていたが、ITパスポートや情報処理技術者の資格を持つ私が問題を解いてみたところ、基礎知識さえあれば十分に解ける内容だった。
問題文の長さや見慣れない設定に惑わされず、問われている本質を見抜く力があれば、決して恐れる科目ではないレベル。
もし娘に早い段階でITパスポートレベルの知識を持たせていれば、共通テスト対策に膨大な時間を割くことなく、高得点を狙える武器になっていただろう。
娘は中2でようやく英検3級というスロースタートだったが、息子たちには中学入学までに3級を取得させるペースで進めている。
入試スタイルは年々変化し、学力だけでなく調査書や自己PRも含めた総合力が問われるようになっている。
だからこそ、付け焼き刃の対策は通用しない。
ボランティアや学外活動、探究学習・コンテスト実績など多岐にわたる。
逆算していくとやることが満載だと改めて痛感する。
子供が受験学年になってから慌てることではなく、今のうちから勝算のあるルートを淡々と整備しておくことが大切だ。



