
小学校の「日傘禁止」「スポーツドリンク禁止」の熱中症対策に疑問。いつまでも止まったままの価値観な義務教育
かつて高校生の娘が小学生だった頃は、夏休み期間中のサマースクールは五日ほどあったと記憶しているが、今ではたった二日。
さらに、これだけの猛暑が続いているというメインの理由と、教員の負担軽減とやらで、サマースクール中のプールは中止になった。子どもの楽しみが減るのは、まあ、仕方ない。
日傘はダメ、雨傘は良し。その理屈はどこにあるのか
熱中症対策としてネックタオルは推奨されるようになった。
だが、小学生の日傘は「通学時、危険だから」という理由で禁止らしい。
…だったら、その理屈で言えば、雨の日の雨傘もダメだろう?と、当然、なる。
足元が悪い雨の日の方が、よほど危険な気もするが、そちらは問題ないらしい。この線引きは、一体どうなっているのか。
水筒の中身も、いまだに「お茶一択」と厳しい。
熱中症対策には塩分補給やスポーツドリンクが推奨されている時代だというのに、「スポドリをオッケーにするとジュースを持ち歩くようになる」だの、「持たせられない子がいると不公平になる」だの、
【なぜ、必要か】にはフォーカスせず、ダメな理由ばかりを挙げる。
けれど、時代が違う。環境も、私たちが義務教育を受けていた頃とは、まるで違うはずだ。
「検討します」で夏は終わる
調べてみれば、日傘の禁止は文部科学省のルールではなく、各小学校の校長判断らしい。
だいたいが、近隣の小学校と足並みをそろえ、「隣の小学校がこうだから」という理由で、まっとうな根拠などないという。
呆れて、校長に直接聞いてみた。「日傘は希望者に許可できないのか。この四十度近い毎日で、傘は良くて日傘はダメというのは意味がわからない」と。
返ってきた言葉は、「検討します」
…検討している間に夏が終わるわ、と心の中でつぶやいた。
九月も猛暑。運動会練習の影
昔の日本とは違う。九月もまだまだ猛暑だ。連日の練習なんて、体が持つはずもない。
いくら「学校は熱中症対策に気を付けています」と言われても、水筒がお茶のみでは、その言葉の説得力は薄い。
子どもたちの安全と健康を守る上で、学校のルールも、時代と環境の変化に合わせて、もう少し柔軟に見直されるべき時が来ているのではないか。
この夏、多くの保護者が同じように、子どもの未来を案じているに違いない。
(小学校ごとに違います)
保護者が単独で意見をいっても通用しにくいのが現状。同じ考えを持つ仲間を集めて直談判が改善の近道か。
熱中症で事故が起きる前に【事なかれ主義】【前例踏襲】は打破したい。

