さっちゃんはなぜ死んだのか | dokidoki感

さっちゃんはなぜ死んだのか

こんにちは

この本を読みました


真梨 幸子

さっちゃんはなぜ死んだのか





簡単なあらすじ

住所不定の女性が刺殺される事件が起こり
被害者を気になる女性が調べるてみると・・・


感想

真梨さん通常運転のイヤミスです

プロローグで落ち目の作家女性に電話が入り
叔母が死んだ事を知り驚きます

場面変わり祐子は独り身でバイトをかけもちし
ギリギリの生活なばかちか スーパーでは
厚かましいモリタがいたり

別のカフェのバイトでも周囲から浮いており
色んなストレスを抱えている所

カフェの常連でホームレスの女性が
刺殺される事件を知り驚いていると

その名前が公賀沙知知ると さらにビックリ
なんと自分が住んでる部屋の前住人なので
気になり調べずにはいられなくなってしまい

ゴミ屋敷に住むアパート大家に話を聞いたり
疲れた身体をほぐすため訪れたマッサージ店で
沙知とは関係があり 熱海に居たと判明すると 
熱海に向かい 知人を訪ねると 

当時沙知働いていたヒロミは 当時バブルが弾け
就職前に会社が潰れてしまうと 騙された形で
熱海にやって来て 被害者と共にいかがわしい
仕事をした なんて話を聞いたりしていると

被害者と同じ仕事をしていたモリタを知り
労せずとも次々と関係者に面談出来て
新証言を得るのですが 自分は金は無いのに
何をやっているんだと複雑な気分でいると

この事を自分のブログで書いていたら
急にアクセス急増 そして被害者を知る人物から
祐子の調べた内容は間違っていると指摘されます

場面変わり 祐子に間違いを指摘した人物は
新興宗教にハマっており その元に若い女性が
登場します それは被害者の娘でした

二章ではこの事件を記者が取材し記事にします
被害者が亡くなった真相とは という物語で

上記の内容意味不明だと思います
色んな人物が登場し それぞれに背景があり
それはバブル崩壊の後遺症的な内容で主で
三面記事的な下世話な話に興味を惹かれるも

その繋がり方や 詳しい背景を端的に
説明すること 私には出来ませんでした
でも面白いので書かずにいられないって感じ

人間(特に女性の)イヤな部分を濃密に描き
次々に連鎖してゆく構成は真梨さんらしいな
と思っていたら 中盤は記者の取材により
明るみになる真実は王道のミステリーで

真梨さんの本は こねくり回した挙句
変な角度の真相 犯人だったりすることもあり
その手の内容は苦手なのですが

こちらは結構ストレートなのが良かったし
終盤それはわからんという力業はあったけど
真梨さんらしい更なる展開にやられました

何より裏表紙に 沙知は私かもしれない
とある通り バブル後に沙知のような
また他の登場人物のような人生歩んだ人は

自分には思い当たらなくても 知人がいるとか
共感を得てしまうような内容が良かったです

面白かったです