ホワイトアウト | dokidoki感

ホワイトアウト

こんにちは

この本を読みました

真保 裕一

ホワイトアウト








簡単なあらすじ

テロリストがダムを占拠し大災害を起こそうとします
それに立ち向かうのは単独の一般人男性でした


感想

はじめて読む作家さんのクライムサスペンスで
こちら27年位前に刊行されていたようです

北関東の大規模ダムでは水力発電で関東地方に
電力を供給している重要なインフラ施設で
冬はかなりの雪が降るため過酷な環境です

ある日ダムの職員が登山者を発見するのですが
時期的に危険なばかりか 装備も足りない
雪山を舐めてかかった登山者なので
危ないとおもったら案の定遭難し

職員の富樫と吉岡が救出に向かうと
遭難者は救出するも吉岡が事故で亡くなり
富樫は自責の念に囚われまくります

吉岡の婚約者 千晶はとても悲しみ
吉岡の働いていた場所を一目見たいと
訪れることになったので 富樫はちゃんと彼女に
何があったのか説明しようと思っていると

ダムがテロリストに襲われ 職員達と千晶は
人質として捕らえられ 離れた場所にいた
富樫だけが自由に動ける立場となります

テロリストはダムを占拠したことで
都市への電力供給を止めることができたり
放流し村を壊滅させることが出来たり
人質たちの生殺与奪を握っているため
政府に50憶の金を要求しました

富樫は一介の電力会社職員だけど
雪山のこと ダムの設備に関してはテロリストより
スキルあるため雪や冷たい川という過酷な条件の元
なんとかしようと もがき抗います

果して富樫らの運命はという物語で
単独男性がテロリストらに巻き込まれて
仕方なく闘うというのはまるで
映画ダイハードなのですが

ダイハードの主人公には戦闘スキルがあったけど
富樫にはそれがない でも経験と知識で
なんとかしようと しかも寒い寒い雪の中で
行動せざるを得ないのダイハード以上にツイていません

そんな描写は臨場感あり 引き込まれたし
終盤意外な展開があり まったく読めなかったから
物語も面白かったです が・・・

まずダムの内部で戦闘や脱出のアクションは
ダム内部の造り・設備の知識は私にはないから
様子がほとんど理解できなかったり

水力発電の事や 設備に関しても
小説では当たり前のように描写されてますが
こちらもあまり理解できませんでした

ちゃんと理解出来る人 どの位いるのだろ
私が知識不足なだけなのか?と思ったり

富樫の仲間が亡くなったのは確かに悲しいでしょう
しかし 大変な時に死んだ仲間に力与えてくれとか
見守ってくれ的なことを言ったり

千晶も婚約者を亡くして悲しいのだろうけど
それが強すぎるのがウェット過ぎると感じたり

そんなので終盤感動させようとする内容が
私にはどうも苦手でした

しかし雪山での極限までに大変な描写はじめ
物語はドラマティックで 感動させようとするの
少し抵抗あったのに感動してしまうったし
予想外の展開となるサスペンスは面白く

少し負の余韻を残しつつ 着地したラストは
読後余韻に浸ってしまい面白かったです
なのでこの方の他の本も読んでみたくなりました