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こんにちは

この本を読みました

櫛木 理宇

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簡単なあらすじ

大学サークルのオカルト研究会に持ち込まれる
心霊現象を解決する短編集


感想

櫛木さんの青春オカルトラブロマンスの短編集で
あまり興味はなかったのですが 櫛木さんと言えば
残虐描写の容赦がないし 何かの賞を獲ったらしく 
もしかしたら・・・ と読んでみました

怖がりなのに 霊が視えてしまう八神が
一浪して大学に入学すると 高校の後輩で
好きだった女子 こよみも同じ大学入学に喜ぶも

こよみはいとこの誘いでオカルト研究会に入り
八神も付き合い 入部する事になりました
というのが 前段としてあります


「壁にいる顔」
江藤が家の壁に女性の顔が浮かんでると相談に来て
写真を確認すると 本当に女性の顔が

しかも日増しにハッキリしてくるから
引っ越したのに 新しい家でも同じ現象が起こる
完全な心霊現象なのでオカルト研究部が出動

果して何が原因なのか という物語で
櫛木さんと言えばハードなサスペンス・スリラー
を連想しがちなので読み始めてみると 
青春オカルト物なので とても意外

と思っていたら やはり櫛木さんらしい
過激な描写もあり なるほどでした

昔の世にも奇妙な物語は 恐怖を追求する物があり
私は好きでしたけど
最近は意外や驚き程度の物語なのでイマイチなのは
最近のご時世のせいなのでしょう

そんな初期の世にも奇妙なを思い出させるような
展開 物語でまあまあ面白かったです

というか短編の1つめはイントロダクション
だろうから 以降が楽しみになりました


「ホワイトノイズ」
昔から同じ夢を見る大学生が相談に来ます
夢の内容は優しく美しい女性がいる日本家屋におり
この事は誰にも言わないように告げられるも

ある日飲み会でその話をしてしまうと
以降大学生とその彼女におかしなことが起こります

これは序盤のうちにオチを読めてしまいましたが
そこに至るまでと 大学生の背景には
櫛木さんらしいブラックな物があり
まあまあ楽しめました


「南向き3LDK幽霊付き」
キレイな3LDKのマンションが1ルーム程度の家賃で
入居者を募っており 怪しさを感じるのですが

女子大学生2人組が独りなら怖いけど 
2人ならと契約しルームシェアを始めました

すると当然の如く おかしな現象が起こり
オカルト研究会に助けを求めに来ました

これはベタ中のベタな設定だから
ネタは出尽くしてるような感があるので
余程でなければ 平凡に感じてしまうのですが

オチの角度は予想外で斬新なのですが
ちょっと気持ち悪かったです
まあまあでした


「雑踏の背中」
自分と同じ顔の人間を何度も見たという
ドッペルゲンガー現象に遭遇した者が相談者で
相談人は捕まえて 確かめたいとの意向に
オカルト研究会は乗っかりました

果して真実は という物語で
真実は少し読めるし 無理を感じました

オカルトなのか 現実設定なのか
線引きがあいまいすぎる物語だと思うのと

何より序盤から 恋愛要素が満載すぎるて
私にはまったく興味ない物語でした


「秋の夜長とウィジャ盤」
今回の相談者は妹の大親友が自殺をしてしまい
以降妹は塞ぎこんでしまい不登校になるばかりか
部屋からもまったく出なくなってしまいました

亡くなった友達の降霊会を行い 自殺の理由を
聞いたり 妹の話をさせ打開したいという内容

意外な展開は良かったけど それほど怖くないし
やはり恋愛主体なのが 私にはイマイチでした

そんなので私にはトータルイマイチだったので
以降もかなり続いているようですが
これ以上このシリーズを読むことはありません

しかしこの本を読んで 櫛木ファンとなり
他の本を読むと驚くというか 騙された
と感じる人もいるような気がします