びっくり館の殺人 | dokidoki感

びっくり館の殺人

こんにちは

この本を読みました

綾辻 行人

びっくり館の殺人








簡単なあらすじ

近隣からびっくり館と呼ばれる邸宅で老人が殺されます
これは館の呪いなのか 過去の事件が関係あるのか


感想

綾辻さんの館シリーズで私が読むの3作目となりますが
本来の順番的には8作目で 以前は2・4番目を読んでおり
かなり飛ばしてるし 順番は滅茶苦茶です

こちらの上記写真の通り装丁が凝っているのが特徴的で
タイトル通りの雰囲気だなーと思いつつ読んでみると
文字が大きいのが意外すぎて ネットで確認すると

なんとこちら子供向けに書いた作品らしく
子供向けなら 物語は分かり易い=浅い だろうから
少しテンション下がりつつ読み始めました

小学校6年生の三知也は ある出来事から両親が離婚し
父親は検事を辞め 弁護士となるため東京から
関西の都市に引っ越してきました

そんな背景からか 友人たちとは懇意にはなれず
過ごしていたある日 近所にびっくり館と呼ばれる
建物があることに興味を持ち 行ってみると

誰も住んでいないはずが 門が開いており
侵入すると声をかけられました

声をかけてきたのは同い年だけど体が弱いため
学校に行けず5年生をやっている俊生で話すと
俊生も暗い事情を抱えているけど 聡明なので
なんか気が合い 仲良くなるも

祖父の龍平は厳格なため 一応会えるけど
かなり制限されたものとなってしまいましたが

そこに俊生の家庭教師 新名と新名のいとこで
三知也の同級生でもある あおいと交流が始まると
ある日龍平から妙な 出し物を見せられると
あまりに奇妙で 引いてしまい 距離を置くと

俊生は病に伏せったようなので心配していると
クリスマス会に呼ばれたので 行くことにします

そこで龍平がナイフで刺され死んでいる姿を
発見するのですが そこは密室でした

びっくり館はなぜ そう呼ばれるのか
この建物で過去何があったのか
誰が龍平を殺害したのか そのトリックは

という物語で たしかにわかりやすい内容だから
子供向けなのでしょうが その描写は結構ハードで
子供に大丈夫?と思ってしまうし

これまで読んだ綾辻さんの2作品は硬くて
読みづらく感じたから これくらいの方が
読み易いかもと思ってしまいました

そんな 分かり易い設定だから 犯人は当たり
結末の3分の1は読めて 当たりと言えるけど

トリックの予想はハズレたし 全く予想外の展開で
残り3分の2はハズレたので 
ミステリーを堪能することができました

ただ ある人物の父親がハッキリしないこと
またラストシーンがなんで? となる斜めすぎる
シュールな展開は なぜそこに至ったかを
もう少しちゃんと描いて欲しかったです

まあまあ面白かったので 1作目の
「十角館に殺人」を読みたくなりました