トキオ
こんにちは
この本を読みました
東野 圭吾
トキオ

簡単なあらすじ
息子が植物人間状態となり 死を目前にした病院で
夫は妻に20年以上前に息子に会ったと言います
どういう事?
感想
東野圭吾さんのナミエ雑貨店 秘密 さまよう刃 変身は好きですが
使命と魂のリミット 手紙なんかは苦手で ハズレもあるので
特に読みたい本が無い時に読んでみるスタンスです
物語は病院で夫婦が13.4歳くらいの息子がチューブに繋がれて
かろうじて生きている様子を見つめる場面から始まります
息子はグレゴリオス症状群という筋力の低下から始まり
最後は脳も機能しなくなり死に至るという病気の末期で
それは妻方の遺伝的な物に由来しています
妻の麗子はその病気を自覚していたから 結婚することは躊躇ったし
ましてや子供を出産は しないつもりだったのに
夫の拓実の説得により応じ 男の子が生まれ 時生と名付けます
しかし時生は運悪く 病気を発症した経緯が描かれています
この病気は絶対に発症するわけではなく4分の1の確率だそうなので
確率は低いようなのですが 私なら子供は諦めるかな
もちろん 出産を選んだ人を非難するつもりはありません
出産には色んな考え方あるでしょう
そして遂に危ない となった時 拓実が麗子に
「20年以上前 自分が23歳の時に時生が会いに来た」と告げ
その内容が語られてゆきます
拓実は幸せに暮らしていましたが 15歳の時 進学のための書類で
両親は本当の親ではない事を知ります
しかし愛情かけてくれ育ててくれた事には変わりがないから
特に変わることなく生活していたところ 養父が自動車事故を起こし
仕事ができなくなったことから 家庭は綻びを見せ始め
遂には拓実は家を出て 暮らし始めるのですが
自分は不幸だとか 運がないとか 家庭環境がとか他人のせいにしては
仕事をすぐに辞めたり すぐに喧嘩するヤサグレモードに突入します
ある日 トキオと名乗る青年が自分は拓実の遠い親戚だと近寄ってきて
はじめは訝しむも なんか親近感が湧き 行動を共にします
しかし拓実のだらしない行動をたしなめられたり 軽蔑されたりで
不快に思うも なぜか突き放す事ができない関係でいたら
拓実の彼女 千鶴が蒸発します
それは仕事をすぐに辞めて 金がないから甲斐性もなく
拓実には思い当たることがあるも 理由も告げられないのは突然すぎて
納得いかないから探す事にするのですが トキオも加わります
色々調べていると 千鶴は大阪に居る事
愛知に居る拓実の母親が危篤であることが分かります
果たして千鶴は なぜ消えたのか そして見つかるのか
拓実は本当の母親に会うのか そんな物語でした
息子の時生が亡くなる時に 若い頃の拓実に会いに行くというのは
私の苦手なファンタジー設定ですが ナミエ雑貨店 秘密も
ファンタジー設定なのに面白かったのと同じように 抵抗ありませんでした
有り得ない世界を成立させるのが 作家の力量であり
東野さんは凄いなと思います
また上記のあらすじだと 家族愛だけを捉えた話かと思われるでしょうが
中盤からはクライムサスペンス的な色が濃く それも楽しみつつ
拓実の感情が変わってゆく様は 読み応えありました
しかし こんなに千鶴を追っているのに 結婚しているのは麗子?
それがラストに描かれていたのですが 良かったです
途中感動しなさい というウエットな部分はちょっとイマイチでしたが
読後の爽快感と余韻が残る トータルでまあまあ面白かったです
この本を読みました
東野 圭吾
トキオ

簡単なあらすじ
息子が植物人間状態となり 死を目前にした病院で
夫は妻に20年以上前に息子に会ったと言います
どういう事?
感想
東野圭吾さんのナミエ雑貨店 秘密 さまよう刃 変身は好きですが
使命と魂のリミット 手紙なんかは苦手で ハズレもあるので
特に読みたい本が無い時に読んでみるスタンスです
物語は病院で夫婦が13.4歳くらいの息子がチューブに繋がれて
かろうじて生きている様子を見つめる場面から始まります
息子はグレゴリオス症状群という筋力の低下から始まり
最後は脳も機能しなくなり死に至るという病気の末期で
それは妻方の遺伝的な物に由来しています
妻の麗子はその病気を自覚していたから 結婚することは躊躇ったし
ましてや子供を出産は しないつもりだったのに
夫の拓実の説得により応じ 男の子が生まれ 時生と名付けます
しかし時生は運悪く 病気を発症した経緯が描かれています
この病気は絶対に発症するわけではなく4分の1の確率だそうなので
確率は低いようなのですが 私なら子供は諦めるかな
もちろん 出産を選んだ人を非難するつもりはありません
出産には色んな考え方あるでしょう
そして遂に危ない となった時 拓実が麗子に
「20年以上前 自分が23歳の時に時生が会いに来た」と告げ
その内容が語られてゆきます
拓実は幸せに暮らしていましたが 15歳の時 進学のための書類で
両親は本当の親ではない事を知ります
しかし愛情かけてくれ育ててくれた事には変わりがないから
特に変わることなく生活していたところ 養父が自動車事故を起こし
仕事ができなくなったことから 家庭は綻びを見せ始め
遂には拓実は家を出て 暮らし始めるのですが
自分は不幸だとか 運がないとか 家庭環境がとか他人のせいにしては
仕事をすぐに辞めたり すぐに喧嘩するヤサグレモードに突入します
ある日 トキオと名乗る青年が自分は拓実の遠い親戚だと近寄ってきて
はじめは訝しむも なんか親近感が湧き 行動を共にします
しかし拓実のだらしない行動をたしなめられたり 軽蔑されたりで
不快に思うも なぜか突き放す事ができない関係でいたら
拓実の彼女 千鶴が蒸発します
それは仕事をすぐに辞めて 金がないから甲斐性もなく
拓実には思い当たることがあるも 理由も告げられないのは突然すぎて
納得いかないから探す事にするのですが トキオも加わります
色々調べていると 千鶴は大阪に居る事
愛知に居る拓実の母親が危篤であることが分かります
果たして千鶴は なぜ消えたのか そして見つかるのか
拓実は本当の母親に会うのか そんな物語でした
息子の時生が亡くなる時に 若い頃の拓実に会いに行くというのは
私の苦手なファンタジー設定ですが ナミエ雑貨店 秘密も
ファンタジー設定なのに面白かったのと同じように 抵抗ありませんでした
有り得ない世界を成立させるのが 作家の力量であり
東野さんは凄いなと思います
また上記のあらすじだと 家族愛だけを捉えた話かと思われるでしょうが
中盤からはクライムサスペンス的な色が濃く それも楽しみつつ
拓実の感情が変わってゆく様は 読み応えありました
しかし こんなに千鶴を追っているのに 結婚しているのは麗子?
それがラストに描かれていたのですが 良かったです
途中感動しなさい というウエットな部分はちょっとイマイチでしたが
読後の爽快感と余韻が残る トータルでまあまあ面白かったです