ねこに未来はない | dokidoki感

ねこに未来はない

こんにちは


この本を読みました


長田 弘


ねこに未来はない




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ちなみに背表紙


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吉田戦車さん「伝染るんです」のかわうそ君そっくりですw




簡単なあらすじ


猫嫌いだった作者が猫好きの女性と結婚したのを機に
猫を飼いはじめた物語と 猫に関するエッセイと
猫にまつわる寓話が入った 猫まつり短編集



感想


この本は20代の頃読んだ 原田宗典さんの本で紹介されており読んでみました
原田さんはその世界観 言葉の選び方が とても好きとのことでしたが
当時の私は正直イマイチでしたので 改めて読んでみました

読みはじめると 読みにくさに戸惑いました
それは昭和初期の頃の文章のような 英文を日本語に訳した文章のような
文章が固いというか 独特の文体だったのです

初版の発行日を確認すると1971年 なるほど50年も前なら納得でした

本の内容は猫嫌いだったのに 妻からは猫を飼うことは当たり前のように迫られ
渋々応じると 猫の魅力に取りつかれてしまい
猫を飼うために引っ越しまで敢行してしまうほどになります

そして物語は飼っている猫が居なくなったり、死んでしまったり
出会いと別れを繰り返す、そんな内容を詩的な表現交えながら語るのですが

詩的な表現にはまったくイヤミを感じません
それは気取った様子がないのですんなり受け入れられました
最後の作者紹介で長田さんは詩人だということを知り さらに納得でした

そしてこの物語 私もまったく似たような経験あります
私はまったく猫に興味がなかったのに 妻が猫を飼いたいと言い始め
ペット禁止のアパートなのに猫を飼い始めてしまいます

しかし猫が飼っているのがバレて引っ越すこととなり
どうせ引っ越すなら東京から地元に帰ろうと Uターン就職したのです
猫のせいで人生が変わりましたw

この本を読んだ時はまだ猫に興味がなかったからイマイチだったのでしょう
今なら書いていることが よくわかりました

しかし次のエッセイと寓話は まあ普通かなといった感じで
特に感慨はありませんでした

なので全体通しては ふつー というのが正直な感想です

世間の評価はどんなだろうとネットの感想見てみると
低評価の方が結構おられます その理由は

・簡単に猫がいなくなるのは管理が悪い
・いなくなってすぐに次を飼うのは無神経だ
・猫が悲惨な様子が描かれており不愉快だ という意見えしたが

50年前といえば猫を室内だけで閉じ込めるという習慣なかっただろうし
外に出て他の猫とケンカすることなんて 普通のことだったから
今の考えを押し付けるのは ちょっと違うかなと感じました

私も猫を飼っていた時は外に出さないようにしていました
その方が猫にとって幸せなんだ という本を読んだのですが

猫が窓から外をじっと眺めていた時なんか
はたしてそれが本当なのかどうかはわからないなと思っていました



ちなみに飼っていた猫 プーすけ


bokinbokin館



のびのびくつろいでます


bokinbokin館



15年くらい前 6歳の時腎不全で亡くなりました

猫は6歳辺りで腎不全になり死ぬことが多いそうです
それを超えると長生きする確率 かなり高くなるそうです