エリクソンの心理社会的発達理論 | 好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

赤ちゃんは「好奇心」のかたまりです。その「好奇心」を満足させることが育児のコツ。あなたの育児が楽しくなります

姫路城の土台

 

こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。

 

 

今日は、エリクソンの心理社会的発達理論

をご紹介します。

 

 

今年も後14日、2週間ですね。

今年もコロナに振り回されましたが

悔いのない1年を過ごされましたか?

 

 

育児中のママにとっては

大変な1年だったと思います。

 

 

この2年間のすす払いをして

来年からは夢と希望に溢れた

年にしたいですよね。

 

 

そこで今日は、育児にとって

とても勉強になる基礎的理論

をご紹介します。

 

 

何事も基礎、土台が大切です。

 

 

基礎、土台と言えば

18日、日本時間の午後4時半過ぎ

中国湖北省の高速道路の橋桁が落下した

と言うニュースが飛び込んできました。

 

中国湖北省高速道路橋桁落下

 

見事に倒れていますね。

地震があったわけではありません。

 

 

この橋は2010年9月に開通した

と報じられており、

老朽化のために起きた訳でも

なさそうです。

 

 

ニュースの中継画面を見てみますと・・・

 

中国湖北省高速道路橋桁落下

 

橋の中央支持部は、たいして太くもない

円柱1本で橋の中央1点固定です。

 

 

上に乗る車両の重量バランスが

どちらか一方に偏れば

簡単に橋全体が傾きます。

 

 

日本では考えられない施工です。

こんな施工をしていると

壊れるのは目に見えています。

 

 

道路部分は落下による損傷は

見えないので、このか細い支柱

が落下の原因ではないでしょうか?

 

 

話は逸れましたが、基礎、土台

というのはそれほど大切なモノ

なのです。

 

 

いくら上物を立派に作っても

土台が脆弱だと、この橋のように

もろくも崩れ去ってしまうのです。

 

 

人間の基礎は乳幼児期に

作られます。

 

 

就学前の育児と子育てが

いかに大切なモノなのか

この事故で思い知らされますね。

 

 

人間の基礎を頑丈なモノに

育てる為には知識が必要です。

 

 

その知識の一つとして

覚えておいて欲しい一つが

エリクソンの発達理論です。

 

 

ドイツで生まれた心理学者エリクソン

による発達段階論は、

保育士を目指す人だけでなく、

教員志望者たちにも

避けては通れない理論の一つです。

 

 

以前当協会のオンラインセミナーでも

お話ししましたが、

今回は要点だけこのブログで

ご紹介します。

 

 

エリクソンの心理社会的発達段階は

8つの段階に分けられています。

 

 

その中から就学前までの3つの段階を

学んでいきましょう。

 

 

第一段階は乳児期(0~1.6歳)

基本的信頼感を育む大切な時期です。

 

 

赤ちゃんは無力で、

ひとりでは生きられません。

 

 

泣くことでしか自分の思いを

伝えることが出来ません。

 

 

母親をはじめとする周囲の人から

適切な保護を受けることで

赤ちゃんの心の中で、安心感と

信頼感が芽生えます。

 

 

逆に、泣いても誰も世話してくれない

ならば、赤ちゃんはこの世界に対して

「誰も自分を助けてくれない」

と不信感を抱くようになります。

 

 

ですので、この乳児期に周囲から

適切な保護が行なわれないと、

赤ちゃんにとっての人生観に

大きな悪影響を与えてしまう

と言うことに繋がります。

 

 

誰からも愛され、

関わる人を幸せに出来る

大人に育てるためには

この時期は「過保護」に

育てることが大切です。

 

 

第二段階は幼児前期(1.6~4歳)

自律性が身につく時期。

 

この時期になると

歩いたりしゃべったりと

自分で何でもやりたい意欲が出てきます。

 

 

幼い子供がチャレンジし

成功すると誉められ、自主性が育ちます。

 

 

失敗して恥ずかしい思いをすると、

羞恥心を経験することになります。

 

 

上手に出来ないジレンマから

イヤイヤ期に繋がってきます。

 

 

親が子供の挑戦意欲を尊重し

本人に変わらないように

手伝ってあげれば、

子供は自信をつけて、

さらに挑戦意欲を積み重ねていきます。

 

 

逆に、親が先回りして

過保護に手伝ってしまうと

その挑戦意欲はしぼんでしまいます。

 

 

あるいは、挑戦して失敗した子供を

「まだまだ出来るわけがないでしょ」

「もう、だから言ったでしょ」

「ほらほら、また壊しちゃったじゃない」

などと叱ったりすれば、

子供は羞恥心を覚えてしまい、

その挑戦意欲はしぼんでいきます。

 

 

第三段階は幼児後期(4~6歳)

この時期は自発性が伸びる時期。

 

 

保育園や幼稚園で、お友だちと

活発に遊ぶ時期です。

 

 

何でもやってみたいと

自発的に行動することができる一方で、

我慢する心、自制する心も

伸びていきます。

 

 

お友達と遊ぶことでルールを守ったり、

我慢することを覚えます。

 

 

同時に、失敗して叱られたり

失望されたりするのではないか

という恐れも生まれます。

 

 

この時期に家庭や園の中で

怒られてばかりいたり、

他の子と比べられてばかりいると、

次第に周囲の目を気にするようになり、

自ら進んで行動することが

できなくなりします。

 

 

以上に上げた3段階は

人間の“強固な土台”を作る大切な時期です。

 

 

先ほど「過保護」に育てましょう。

と書きましたが、

柴田の言う「過保護」というのは、

何でも親がやってあげるというのではなく

たっぷりの愛情を注ぐという意味です。

 

 

親が子供を誉めることで、

子供は自信を持ちます。

 

 

多くの親は,「結果」を誉めますが

誉めるのは結果ではなく「経過」です。

 

 

その結果を出した「努力」を

誉めることが大切です。

 

 

「結果」を誉めると

結果を出さないと誉められない

という強迫観念を持つようになります。

 

 

例えば

テストで「100点を取って偉いね」

と誉められると

「次も100点を取らなければいけない」

という強迫観念です。

 

 

でも、96点だった場合に

「よく頑張ったね。ママは見ていたよ」

と努力、経過を誉められると

「よし、もっと頑張ろう」

と言う意欲に繋がります。

 

 

幼児が積み木を四段積めなくて

悲しんだり悔しんだり

している姿を見て

「まだまだ出来ないよね」

と慰めるのではなく

「あなたは頑張っている」

「あなたはきっと出来ようになるわ」

と努力を誉めて応援してあげることです。

 

 

子供を信頼し、

たっぷりの愛情を注ぐことで

子供の基礎、土台が強固に

作られていきます。

 


子供は失敗するのが当たり前です。

失敗をすることで成長していくのです。

 

 

そう考えて育てていくと「叱る」ことは

あまり出てこないでしょう。

 

 

叱らなければいけないときは

  • 命の危険に関わる時
  • 人を傷つける行為をしようとした時
  • ルールを守らなければいけない時
など,咄嗟にその行動を止める時です。
 
 
これは叱るのではなく「ストップ!」
と言って行動を止める事が目的です。
 
 
決してその行動を取った子供を
叱るのではありません。
 
 
行動を止めた上で、なぜ止めたのか
を説明することが「叱る」ことです。
  • 「だめじゃないの!」
  • 「もう何度言ったらわかるのよ!」
  • 「やめなさい!」
  • 「バカじゃないの!」
などいうのは「怒っている」だけです。
 
 
これでは子供は何故怒られたのか
理解出来ないので同じ事を繰り返します。
 
 
「叱る」というのは「説明」して
相手を納得させることです。
 
 
就学前までに強固な土台を作ることの
大切さを再確認してくださいね。
 
 
そうすることで子供はすくすくと
自分の才能を伸ばしていきますよ。
 
 
小学校に入学すると
勉強にも進んで取り組んで
くれるように育ちます。

 

 

今日も最後まで読んで頂いて

ありがとうございます。

 

 

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