ひらがなは本当に覚えやすいのかな? | 好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

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文字の勉強をする子供

 

こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。今日は、ひらがなは本当に覚えやすいのかな?というお話しです。

 

うみ
ひろい うみ
あおい そら
しろい くも
たかい
たかい くもの うえ

 

 

これが小学校で最初に習う国語の教科書です。あなたは、この文字からその景色が想像できるでしょうか?

 

 

広い海
青い空
白い雲

高い

高い雲の上

 

 

こちらなら、すぐにその景色が目に浮かんできます。それは、あなたが大人だからでしょうか?

 

 

例えば、道ばたを列をくんで歩いている蟻を見ている子供に、「これは、蟻さんだよ」といいながら、蟻と書いた漢字カードを見せると、子供はすぐに覚えてしまいます。

 


以前、会場セミナーでも、やってみました。ママと一緒に参加した子供たちに「鳥」という漢字を見てもらいました。そして、様々な漢字のカードと一緒に鳥編の漢字をいくつものカードに書いてばらまきました。

 

 

セミナーで子供たちと遊ぶ

 

 

そして、「鳥の仲間を探してみよう!」と子供たちにお願いしました。すると子供たちは喜々として鳥編のカードを探してくれましたよ。

 

 

セミナーで漢字ゲームを楽しむ子供たち

 

 

突然のゲームでしたが、子供はすぐに理解して取り組んでくれました。このように子供はイメージで覚えます。

 


試しに、お家の中で「蟻」カードと「蛙」と書いたカードを見せて「さっき蟻さんが歩いていたよね。蟻さんはどっちだ」と聞いてみて下さい。すぐに正解のカードを指さしますよ。



「うみ」では、イメージが湧きません。でも、「海」ならば、すぐにイメージが湧いてきます。

 

ですので、お子様には、ひらがなと同時に漢字も教えて下さい。そのほうが、早く文字を覚えます。文字を覚えれば、言葉を早く覚えます。

 

言葉を覚えれば、国語だけでなく、算数もよく理解できるようになります。社会も理科も体育も、全て上達します。

 

ちなみに、低学力児は優秀児の半分しか言葉を持っていないといわれています。



これは、当たり前のことなのです。算数でも「1+1=?」という計算問題ばかりではありません。文章問題が出てきます。

 

 

文章問題というのは、例えば「果物屋に行って、みかん一つと、リンゴを一つ買いました。かごの中にはいくつの果物が入っていますか?」というような文章で書かれた問題です。


 

ひらがなしか読めないと、この問題の意味がすぐにはわかりません。そして、問題を読む時間もかかります。

 

漢字が読めることによって、問題の意味がすぐに理解できて、すぐに答えることが出来るのです。
 

 

逆に漢字が読めなければ、当然答えることが出来ません。ひらがなでこの問題を書いてみると次のようになります。

 

 

「くだものやにいって、みかんひとつと、りんごひとつをかいました。かごのなかにはいくつのくだものがはいっていますか?」

 

 

どうでしょうか?ひらがなで書いてあると、わかりにくいですよね。理解するのに時間がかかります。

 

 

低学年の文章題でイラストが入っていることが多いのは、その場面を頭の中でイメージできるようにさせるためです。

 

 

くだものやにいって、みかんひとつと、りんごひとつをかいました。かごのなかにはいくつのくだものがはいっていますか?」 

 

 

このように下線を引いて、わかっている、知っているものを強調します。それからそれを「映像化」する力が必要となります。そのためにも漢字を理解している方が早く答えに近づけることが出来ます。

 

 

また、語彙が増えると、お子様の性格が穏やかになります。それは、自分の言いたいこと伝えたいことをうまく表現できるからなのです。

 

 

ですので、3歳のお誕生日を過ぎれば、是非、漢字を教えて下さい。例えば、いつも読んでいる新聞に、お子様の名前と同じ漢字があれば、見せてあげて下さい。

 

 

  • 「太郎君の、太という字がこんなところにあったわ」
  • 「他には、ないかな?」
  • 「一緒に探してみようか?」

 

 

他にも、いつも見ている絵本に漢字カードを添えてみて下さい。例えば、桃太郎ならば、「桃」「犬」「雉」「猿」「鬼」などの漢字カードを、その対象物の横に置いて下さい。

 

 

そうした生活を送ることによって、あなたのお子様は、すぐに漢字を覚えていきますよ。

 

 

■臨界期

 

 

さて、ここから少し話が変わります。脳には、「臨界期」というものがあります。臨界期は、脳の中で覚えたり感じたりする神経回路が、外からの刺激により集中的に作られたり、回路の組み替えが盛んに行われる時期です。

 

 

脳細胞の図

 

 

また、臨界期というのは、学習を成立させる最も感性豊かな限られた時期でもあります。

 

 

「ことば」についての臨界期は、生後約6ヶ月位から神経回路の組み換えが始まり、12歳前後で終わるといわれています。

 

 

臨界期で大切な時期は、その分野別には、言語(0歳〜9歳)・運動能力(0歳〜4歳)・絶対音感(0歳〜4歳)・数学的能力(1歳〜4歳)と言われています。

 

この臨界期に、脳の回路を作っておけば、その後でもちょっと練習をするだけで、ごく自然に簡単に同じ事が出来るようになります。

 

あなたは、幼い時に自転車を練習しましたよね。何年も自転車に乗っていなくても、恐らく今すぐ自転車に乗ることが出来ると思います。

 

それと同じ事で、幼い時に英語を聞かせていれば、将来、大きくなった時に英語を習うとすぐにネイティブが話せるようになるのです。

 

話を戻します。

 

  • 「漢字は、小学校で教えてくれる」
  • 「まだ、小さいから漢字やひらかなは、教えなくても大丈夫」


等と考えていると、臨界期を逃してしまうのです。幼い時に、文字や数の基礎に触れ合っていないと、あなたのお子様が小学校に入ってから

 

  • 「どうして、こんな簡単な漢字が書けないの!」
  • 「こんな問題なんか、簡単でしょ!」


と、子供を叱ってしまうのが目に見えていますよ。簡単な問題を、わからなくしたのは、今のあなたの考え方なのです。

 

逆に、今から遊びながらやっていれば、小学校では余裕でトップクラスに入ることが出来るのです。

 

  • 「もう、勉強ばっかりしていないで、たまには外で遊んでくれば」
  • 「勉強も良いけど、スポーツも楽しいぞ」


あなたは、どちらのセリフを言いたいですか?

 

 

日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。お聞きになりたいことがありましたら、こちらでご質問くださいね。