こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。今日は、トイレトレーニングは夏ではなく冬がお勧めというお話しです。
トイレトレーニングは夏場が最適という「常識」があります。でも、季節よりも子供の気持ちを大事にしたいですよね。「夏だからトイトレ」というのは、あまりにも子供の人格を無視しているように感じます。
以前、顧問契約しているママから、こんなご相談を頂きました。
あたしの母が、トイレトレーニングしろしろとうるさいんです!
「夏場はトイレトレーニングにもってこい」とか、「おまる買え、トレパン履かせろ」だとかばかりで(>_<)
息子は、まだ尿意便意を伝えたりしないので、あたしとしてはまだまだ気長に見守りたいのですが(>_<)
実母とは、子育て方針が違いすぎてよく助言がストレスになります(>_<)
柴田さんのブログに書いてる事を伝えても、あんた達はオムツが早く外れた!オムツをずっとつけてたら、かわいそう!の一点張りです(>_<)
ご相談のママと同じように実母や義母から言われているママが多いのではないでしょうか?確かに寒い時期にトイトレを始めるのはデメリットもあります。でも、デメリットばかりではなく冬ならではのメリットも有るのです。
以前の記事でも書きましたが、30年前は生後八ヶ月からトイトレを始めるのが「常識」でした。
実母や義母が子育てをしていた30年前の育児書には、次のような説明が書いてあります。
母親は生後八ヶ月ぐらいで赤ちゃんをオマルに腰掛けさせます。「シーシー」と、言葉を掛けて励ましながら排尿を促すと、オシッコが出てきました。
トイトレの基礎は、言うまでもなく、濡れたおむつの不快感とおむつを取り替えてもらったあとの快さの区別にあります。
濡れても不快感が残らないという宣伝の紙おむつもありますが、濡れてもほったらかしの状態を続ければ、快ー不快の認識がいつまでも形成されません。扱いやすさだけに目を奪われないようにしたいものです。
…後略…
やはり、まだこの時代には紙おむつを敵視しているようですね(^^;)
たしかに、布おむつは、いまでも有効ですね。30年前には、夏場のベランダやお庭には布おむつが満艦飾でした。夏場ならたくさんの布おむつやパンツなどもすぐに乾いてくれますからね。
それに赤ちゃんにおむつやパンツを履かせなくても寒くもありませんので、お家にいるときにはスッポンポンで過ごし、尿意を催したときにすぐにおまるやトイレに座らせるということも出来ます。
それらのことを考えると「トイトレをするなら夏場」という「常識」が出来てしまったのでしょう。
でも、それは親目線の考えですね。赤ちゃんのことを考えれば季節はあまり関係がありません。
今は洗濯機には乾燥機能もついています。ドラム式だけでなく縦型洗濯機にも普通についていますね。室内干し用の洗剤も発売されています。ですので、夏も冬もあまり関係がなくなりました。
逆に冬のほうがメリットはあります。
それは、寒いと排泄の頻度が上がるということです。夏なら汗として出ていく水分がおしっことして溜められるのです。ですので、トイレに行きたくなる頻度が上がります。となればトイトレの回数も増えるということになります。
また、おむつにおしっこをしたときに冷たく感じますので、冷たくなるのは嫌だからトイレでしようという排泄の意識が育ってきます。
それに寒くなれば外遊びの頻度も下がります。お家の中で遊ぶ時間が長くなるのではないでしょうか?絵本の読み聞かせもトイトレに関するものを読んであげることで、トイレで排泄するということが身近に感じられるようになるでしょう。
一つ注意点をあげるとするならば、「トイレは寒いから行きたくない」と思ってしまったらトイトレは進みません。ですので、トイレ暖房を考えて頂きたいですね。
小さな暖房機をトイレの中に設置するとか、リビングのエアコンの暖房がトイレにまで行き届くようにトイレのドアを開けっ放しにしておくとかですね。
リビングにおまるを置いておくとおまるも暖められるでしょう。補助便座を使っているのなら、便座シートを貼っておくといいですね。
「良いこと聞いたわ。じゃあ、今から始めよう」とは考えないで下さい。無理なトイトレは子供の心に悪影響を与えてしまいます。
トイトレを始めるのは、多くの場合、2歳後半から3歳の頃です。それに対して、赤ちゃんの排泄機能が発達して自分で排泄ができるのは、平均で3歳6か月~4歳頃です。ここに約1歳のギャップがあります。
ですので、トイトレは、あくまでも練習段階ということを理解していることが大切なことになります。トイトレを始めたからなんとしても完成させなければいけないと焦ってしまうと子供の心に悪影響を与えてしまいます。
排泄をおまるやトイレで出来たら大いに褒めることです。出来なければスルーするということを忘れないでくださいね。
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