子育てで親が教える事は多くはない | 好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

赤ちゃんは「好奇心」のかたまりです。その「好奇心」を満足させることが育児のコツ。あなたの育児が楽しくなります

考えている子供

 

こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。今日は、子育てで親が教える事は多くはないというお話です。

 

 

あなたは、我が子にはたくさんのことを教えなければいけないと思っていませんか?

 

大人は子供よりもたくさんの知識と経験があるから、何も知らない子供にはそれを伝えなければいけないと考えていますよね。

 

 

でもね。子供って自分で考えて自分で身につけていくものなのです。

 

 

赤ちゃんの時におっぱいやミルクを飲むとき、その飲み方を教えましたか?

 

 

実は、おっぱいを飲むというのは非常に複雑な行為なのです。ただ乳首に口を当てればおっぱいが出てくるのではありません。

 

 

赤ちゃんが乳首を見つけると、唇と舌で乳首だけでなく乳輪部をお口に含み、密着状態を作ります。

 

 

そして、舌を波動状に動かすこと(ぜん動様運動)で、乳首と乳頭を圧搾して吸引することで母乳を絞り出すのです。これは哺乳瓶のときも同じです。

 

 

こんな複雑な動きをすることでおっぱいやミルクを飲んでいるのですが、あなたは、赤ちゃんにそんな飲み方を教えましたでしょうか?

 

 

教えていませんよね。教えるどころか、そんな飲み方をするんだなんて知らなかったですよね。

 

 

寝てばかりいる赤ちゃんでも考えている事を証明する場面が出てきます。生後3ヶ月ごろになるとハンドリガードという姿を見せてくれます。

 

 

これは視力も発達してきて、たまたま自分の視界に入ってきたものがある。「これはなんだ?」と不思議そうに自分の手を見つめています。

 

 

ハンドリガードする赤ちゃん

 

 

まだ自分に手足というものがあるという認識がない赤ちゃんにとって不思議な物体です。そして、なんだかわからないけど動いている。

 

 

そして、その物体を加えてみる。その時に赤ちゃんの脳の中では大変なことが怒っているのです。

 

 

自分で動かせる。舐めてみる。舐めるとなんだか感触が脳に伝わってくる。「えっ、これってボクの一部?」ということが脳の中でつながってきているのです。

 

 

そして、赤ちゃんが成長すると、突然、寝返りにチャレンジします。これも親が「そろそろ寝返りをしなさい」と言ったわけではありません。また、「寝返りは足をこっちに倒して…」などと教えたわけでもありませんよね。

 

 

寝てばかりいる赤ちゃんでも、いろいろなことを考えているのです。そして、自分なりの方法を作り出しているのです。

 

 

ましてや、自我が出てくるとなんでも自分で考えて挑戦しようとします。そんな時に「こうしなさい」とか「あーしなさい」と親がやり方を押し付けると子供は意欲を失ってしまいます。

 

 

「人間は考える葦である」と有名な言葉を残したのはパスカルです。

 

 

この言葉の意味は、人間は弱い存在であるが、考えることが出来ることにその偉大と尊厳があるいうことです。

 

 

この言葉を赤ちゃんに例えるなら、赤ちゃんは弱い存在であるが、考えることが出来る偉大な人間でもあるということになります。

 

 

この「考える」ということを伸ばしていくのが、子育ての本当の目的ではないでしょうか?

 

 

ここを認識している親が少ないのが現状です。「親だから教えなければいけない」と子供の意志を無視してあれこれ指示命令を出している親が多いですね。

 

 

お出掛けの時に子供に靴を履かせていませんか?

 

 

最初は、履き方がわからないから教えるつもりで履かせていたでしょう。そのうち、子供が自分で履きたいという意欲を見せても時間がないからと子供が挑戦している手を振り払って履かせていませんか?

 

 

靴を履くという行為一つとっても子供には挑戦と工夫の時間なのです。(こうすれば、こうなる)ということを自分で経験してこそ上手に靴を履くことが出来るのです。

 

 

「片付けなさい!」と命令していませんか?

 

 

子供は考えています。大人から見れば「遊び」ですが、子供から見れば「勉強中」なのです。その勉強を突然止めさせられると学ぶことが出来ませんし、それが繰り返されると勉強する意欲すらなくしてしまいます。

 

 

「もっと早く歩きなさい!」と叱っていませんか?

 

 

子供は、常に勉強しています。いつもの道でも「昨日の道」と「今日の道」とは違うものが見えているのです。「あれ?昨日はこんなものなかったよ」と興味を示しているのです。勉強しようと教科書を開いたときなのです。

 

 

大人と子供は時間のスピードが違います。

 

大人は、たくさんの知識と経験を蓄えています。ですので一度見たものは「知っている」と脳が反応してスルーしてしまいます。

 

 

それに反して子供は出会う全ては新しい経験です。「おっ、あれはなんだ?」「これは何?」と一つ一つ興味を示しているのです。

 

 

時間のスピードは同じでも、その中身が違ってくるのです。子供は濃密な時間を過ごしているのです。

 

 

その濃密な時間をたっぷりと取ってあげることで、子供の「考える力」が育っていくのです。

 

 

お出掛けの時に靴を履く時間をたっぷりと取ってあげて下さい。大人は公園に行くのが目的です。でも、子供は先ずは靴を上手に履けるようになるというのが目的です。

 

 

おもちゃを片付けるのも、親の目的は部屋をきれいにすることです。しかし、子供は部屋をきれいにするということに喜びを見出すことはありません。

 

 

親は「片付いたから気持ちいいね」と言いますが、その時、子供は「チェッ、途中だったのになぁ」「もう少しで完成だったのに」と不満を持っているのです。

 

 

「早く歩きなさい!」と言うと、「勉強してはいけません」と言っているのと同じことなのです。

 

 

背の高さに大きな差がある大人の視線と子供の視線は全く違います。大人には見えないアリさんやダンゴムシ、あるいは路傍に咲いた小さな花などを子供は素早く見つけます。

 

 

見つけるとしゃがんで「これはなんだろう?」と研究を始めるのです。親は、その知的好奇心の芽生えをしっかりと受け取って見守ることが子供の将来のために大切なことなのです。

 

 

知識を詰め込んで決められた答えしか出せない人間は、これからの社会では必要とされません。

 

 

自分で考えて自分なりの答えを出し、それを元にディスカッションが出来る人間が必要とされるのです。



そのためには「考える時間」を与えることが必要になります。親には、その認識を持つことが求められます。

 

  • 「これはどうすればいいと思う?」
  • 「あなたはどう考える?」
  • 「もっといい方法はないかな?」

 

子供の行動を促す時には、子ども自身に考えさせるということを念頭に置いて下さい。


 

また、最初から正しい行動を教えるのではなく、失敗を経験させることも大切です。

 

 

失敗した時に「何が間違っていたのか、どうすれば解決できるのか…」を考える習慣をつけることで、子どもの「考える力」は劇的に伸びていきます。

 

 

また、親が子供の聞くことで、考える力だけでなく、自分の考えを伝える言葉も育っていくことで、コミュニケーション力も育っていきます。

 

 

このように考えれば、親が教えなければいけないことは多くはありません。子供は考える葦である。子供に考える力を育てていくのが子育ての目的だとは思いませんか?

 

 

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ママへ。子供が生まれてから家事・育児に追われて疲れてはいませんか?独身だった頃、あんなに輝いていた日々が嘘のような毎日。

 

 

そんな毎日に、さようならしましょう。あなたは本来そんなところで悩んでいるべきではありません。育児をちょっと学ぶだけで、あなたの毎日が以前の輝きを取り戻しますよ。

 

 

もし、育児以外のことも含めて悩んでいるのなら専門家にちょっと相談しましょう。すぐに解決しますよ。悩みに今すぐお別れして、あの時の輝きを取り戻しましょう! 

 

笑顔の柴田悦治

 

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