こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。今日は、育児や家事ができない男性と結婚してはいけないというお話です。ご主人に向けたメッセージとなります。
世の中では「イクメン」という言葉が流行っています。男性の育休取得率が2012年の1.89%から2018年度には6.16%となり過去最高となりました。
では、家事育児に取り組む男性が増えたのかといえば、実態は決してそうではないことがわかります。
男性の育児休暇の取得日数の調査で「5日未満」との回答が約6割を占めています。赤ちゃんが生まれて5日だけ休んでも、果たして母親のサポートが出来るのでしょうか?
真面目に育児に取り組んだとしても、やっと慣れてきたところで終了という結果になるのは明白です。
赤ちゃんを生むという大変な仕事をした妻にとっては、仕事を休んでいる夫に家事・育児を教えるなんて余裕はありません。
結局は、夫のご飯も作らなければいけなくなって出産を終えた体に鞭打って家事・育児をこなしているのが現実ではないでしょうか?結局は、大半が「名ばかり育休」ということになります。
平成28年度厚生労働白書によれば、6歳未満の子どもを持つ父親が育児・家事に費やす時間は、1時間23分です。これは一週間の合計を7日で割った数字です。
毎日、1時間23分 家事育児をこなしているのならまだしも、平日は長時間労働を理由に一切出来ていないのではないでしょうか?
「ゴミ出しは日課にしています」
そのゴミ出しは家事ではありません!ただ、奥さんが分別してまとめられたゴミ袋を出勤の途中で集積場まで持っていくだけです。
では、1時間23分という数字が土日まとめて家事育児をした数字を7日で割ったものだとすれば、平日がゼロだという男性は、土日は4時間50分ずつ家事育児をしているということになります。
本当にこれだけの時間を家事育児に費やしているとすれば、妻も少しは体を休めることができるはずです。
では、女性の家事・育児の一日平均時間を見てみますと、7時間34分となっています。これは土日に休めている数字ではありません。完全に一週間無休のフルタイム勤務ということになります。
結局は、なんだかんだ言っても育児と家事のほとんどを女性がこなしている現状は変わっていないということになります。
これも政府の統計上の忖度なのでしょう。
そして、専業主婦だけの世帯は、近年減り続け、平成9年を境目に、夫婦共働き世帯の方が上回りました。この傾向は今も続いており、夫婦共働き世帯は増え続けています。
また、経済協力開発機構(OECD)の統計によると、ヨーロッパやアメリカでは、20年前に比べて平均収入が30ポイント以上も上がっています。ところが、日本だけが20ポイントも給料が下がっているのです。
つまり、昭和の時代のように男性だけが働いて家庭を支え続けるということが不可能になったということです。
女性も外に出て働かなければ家計が破綻するのです。そうなれば、育児と家事の問題は女性だけの問題ではありません。
これからの日本は、増々共働きが当たり前になってきます。となれば、家事・育児も夫婦で分かち合いながら働き続ける暮らしが求められています。
それは男性である夫も理解しているはずです。しかし、現実は家事・育児を共働きの妻に丸投げしている夫が多いのが悲しい現実です。
妻に、家事・育児だけでなく、収入の一端を担ってもらっているのなら、夫も家事・育児に費やす時間を増やし、具体的には少なくとも今の3倍の時間を費やすようにしなければいけません。
そうしなければ、妻は、育児と家事と就労に追われる生活になり、心も体も疲弊していくでしょう。その影響は子供に対するイライラという形にも現れることになります。
そうなると子供も健やかな成長が望めなくなり、自己肯定感が育つことも期待できないので、成績も伸びなかったり、学校でいじめられたり、家庭内暴力に悩まされたりする可能性も大きくなります。
共働きのご夫婦がこのブログを読んでいるのでしたから、是非、二人で話し合って下さい。ご主人も自分の将来の問題として真剣に考えて頂きたいのです。
また、女の子を育てている母親であれば、将来、自分と同じような生活を送ることがないように、男を見る目を育てて下さい。
夫も、自分の娘が毎日泣いて暮らすことにならないように、家事・育児をする姿を見せて下さい。
■結婚できない人が増えている
1970年頃は100万件を超えていた婚姻件数が、2018年には、59万件と40万件も減少しています。
一昔前には結婚適齢期と言われた20~24歳までの女性の結婚率は、わずか8.6%(2015年度の内閣府の調査)しかありませんでした。
これは何を物語っているのかといいますと、「結婚したくない」女性が増えているということです。
その原因の一つには、母親が家事・育児・就労に疲弊している姿を見て育ったからではないかと思います。
あるいは、家事・育児を妻に丸投げしてのほほんと暮らしている父親を見て男性不信に陥ってしまったのではないでしょうか?
我が子の幸せを願うのが親としての当然の思いです。子供のためにも妻のためにも家事・育児を積極的に担う父親になって頂きたいですね。
■まとめ
要は、共働きでないと生活が成り立たない時代になっている現在、男性も、女性にばかり家事や育児を押し付けてはいけないという事です。
今のあなたは、自分一人の稼ぎで家族を養っているのかもしれません。しかし、あなたのお子様の将来は、今よりも共働き世帯が増えているのは間違いのない事実です。
その時に、あなたの姿を見て育った子供たちは、奥さんに家事・育児を押し付けて当たり前という意識を持って育つのです。
そうなれば、離婚の道が避けられなくなるのです。あなたは、お孫さんの成長を見守る機会を失ってしまうのです。
あなたのためだけでなく、あなたの愛する妻のため、あなたの子供のため、また、あなたのお孫さんのためにも今から家事育児を分担する意識を持ってくださいね。
>今日も最後まで読んで頂いて、本当にありがとうございます。
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