「頭がいい」だけでは社会で活躍できない。博士の年収 | 好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

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こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。今日は、「頭がいい」だけでは社会で活躍できないというお話です。

 

 

タイトルの最後に「博士の年収」とつけています。博士と言えば頭がいい人というイメージですよね。

 

 

博士になるためには、大学を卒業すれば「学士」という資格が付いてきます。そして、大学院へ進めば、二年間の修士課程、その後三年間の博士課程を修了し論文が通れば博士号という資格が与えられます。

 

 

大学を卒業し大学院に進んで5年間もの間、専門知識を磨いているのですから「頭がいい」人には間違いはないでしょう。

 

 

でも、逆に言えば、「頭がいい」のは専門分野だけなんですね。博士号を持った人を企業が欲しがるかと言えば、答えは「否」です。

 

 

理系ならば製薬会社などで研究職として就職出来ることはありますが、文系の博士は民間の会社では、ほとんど必要とされません。

 

 

では、どういう道があるのかといいますと、大学教授への道を目指すということです。でも、この道が茨の道なのです。

 

 

教授になるためには、まずは助手というポストからのスタートです。助手の年収と言えば、平均年収が約300万円と言われています。そのうち、福利厚生もない人が約一割。

 

 

助手の上が助教授で年収約600万。そして次が講師→准教授→教授という段階があります。教授になれば年収は約一千万円を超えています。

 

 

しかし、現実は少子化の影響で大学が潰れています。また、2018年の調査によると定員割れの大学は210校に上っています。つまりポストがどんどん減っているのです。

 

 

おまけに一度教授に上がった人は定年まで、その椅子から離れません。ということは、准教授も講師も上に上がることがとても難しくなっているのです。

 

 

では、民間に就職できるかといいますと前述もしましたが文系博士の就職はとてもむずかしいと言うのが現実です。

 

 

文部科学省が、民間企業の研究活動に関する調査を実施したところ、7割もの企業が1度も博士課程修了者を採用したことがないという結果となりました。

 

 

その理由は「特定分野の専門的知識を持つが、企業ではすぐに活用できない」ということです。企業としては当たり前ですが利益を生み出せる人を探しています。

 

 

ですので、大学で4年、大学院で5年、専門知識を身につけても就職先がないというのが現実です。博士号よりも大型運転免許を持った人のほうが企業は必要としているのです。

 


 

 

さて、今日のブログのテーマを振り返ってみましょう。「頭がいい」だけでは社会で活躍できないでした。

 

 

東京大学などの一流と言われている大学に合格する人は、当然「頭がいい」学生です。では、その「頭がいい」学生が仕事ができるかと言えば答えは違ってきます。

 

 

東大卒の肩書を持った人が企業で大活躍しているという話は、あまり聞いたことはありません。

 

 

帝国データバンクが発表している「社長の出身大学ランキング」によりますと第一位は日本大学の21,148人 二位の慶應義塾大学の10,903人の倍です。ちなみに東大は20位の2,579人でした。(2018年)

 

 

偏差値を見てみますと、日大は37.5 - 65.0。東大は67.5 - 72.5です。頭がいいという面で見てみますと大きな差があります。でも、社長を輩出しているのは日大が東大の約8倍となっています。

 

 

これは何を意味しているのかといいますと、専門分野の知識だけでなく、総合力で日大生のほうが優れているということです。

 

 

では、総合力とはなんでしょう。総合力とは大きく分けると次の3つです。

 

  1. 「知的能力」
  2. 「コミュニケーション能力」
  3. 「セルフ・マネジメント能力」

 

また、それぞれの中には次の能力も含まれます。

 

  1. 「基礎学力」「専門知識」「論理的思考力」「創造力」
  2. 「リーダーシップ」「公共心」「規範意識」
  3. 「意欲」、「忍耐力」


 

知的能力の分野では、東大生が勝っているでしょう。しかし、コミュニケーション能力やセルフ・マネジメント能力の分野では東大生は十分に身に着けていないのではないでしょうか?

 

 

つまり、東大に余裕で入った人は別として、必死で勉強した学生は、答えのある問題に対しては強いのですが、答えのない問題に対しては弱いと言えます。

 

 

答えのある問題とは、試験問題です。予め答えが用意してあってそれを導き出すための問題です。つまり試験問題ですね。

 

 

それに対して答えのない問題とは、仕事や社会で生きていく時に出てくるさまざまな問題です。社会に出れば問題は自分で作らなければいけません。そして、答えも自分で作り出さなければいけないのです。

 

 

そういう能力を身につけるためには、やはり机の前に座っているだけでは難しいです。外に出て友達と仲良く遊んだり、喧嘩したり、あるいはアルバイトで社会を学ぶことが大切なことになります。

 

 

もちろん東大生の中には、勉強だけしてきたという学生ばかりではありません。高校は部活一筋、そして、部活を卒業した三年生から猛勉強して合格した学生もいれば、一浪時代に学費を稼ぐためアルバイトしながら勉強して合格した学生もいます。

 

 

また、東大生の中にも在学中に起業した学生もいます。しかも、大勢。古くは1984年にソフトウェアのベンチャー企業ACCESS社を共同設立した鎌田 富久氏。最近ではスマホアプリで有名なグノシーの創業者の福島良典氏など。

 

 

今日のブログで書きたかったことは、我が子に勉強だけさせていてはいけないということです。答えのある問題ばかりを解く勉強よりも答えのない経験を積ませることのほうが大切だということです。

 

 

答えのない経験を積ませるためには、親が答えを教えるのではなく子供に考えさせることです。

 

  • 「どうしたらいいかな?」
  • 「どうしてそう思う?」
  • 「お友達はどう思う?」

 

 

など質問をして、子供自ら答えを探す経験を積み重ねることが人間の総合力を育てていくのです。

 

 

もちろん勉強も大切です。総合力の一つの能力です。それは当たり前に身に着けた上に、それ以外の能力も並行して育ててあげるのが理想的な親ということになります。

 

 

だからといって親が何でもお膳立てをするのではなく、子供自身が問題を探し、解決する道を作り出す能力が育つようにサポートしてあげることが大切なことではないでしょうか?

 

 

子育ての期間は、苦しい時もありますが、あっという間に終わってしまうのも事実です。かけがえのない素晴らしい育児という時間を楽しんでいただきたいですね。

 

 

せっかく天使があなたの所に舞い降りてきてくれたのです。育児で悩むのは、もったいないことです。

 

 

日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。お聞きになりたいことがありましたら、こちらでご質問くださいね。

 


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