こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。我が家では毎年自宅にみんなが集まってクリスマスパーティを開催しますが、レストランなどでクリスマスを楽しんだご家族も多いでしょう。
外食の時に悩むのは子供が大人しく椅子に座ってくれないことと、食べ散らかすということではないでしょうか?
よく見かけるのは、子供が店内を走り回っているのに親は放ったらかしで夫婦で料理を食べているという光景です。これは困りますよね。周りの人がゆっくりと料理を楽しめなくなります。
あるいは、テーブルの上も下も食べ散らかして「すみません」の一言もなくそのまま帰る親もいます。これもマナー違反ですよね。自宅なら当然片付けるのでしょうけど、外食では片付けないというのは「お金を払っているから片付けるのはお店の人」という認識なのでしょうか?
そういう親の姿を見て育つ子供は、将来マナーを守らない傍若無人な暴君に育つのではないでしょうか?そして、自制心も育てることが出来ずに、育てた親が家庭内暴力に悩んでしまう…。そんな危険性が大きいでしょう。
やはり、公共のマナーを身につけるような「しつけ」は親の努めです。「しつけ」とは漢字で書くと「躾」と書きます。身が美しいですね。傍から見て、美しい仕草という意味になります。
レストランなどの公共の場では、自分の目ではなく他人の目があります。他人から見て迷惑になるような事をするのはいけないことはもちろんですが、他人から見て「あの親子いいねぇ」と感心されるような子育てをすることが“正しい躾”と言えるのではないでしょうか?
そのためにはどのような育て方をすれば良いのでしょうか?「ちゃんと座って食べなさい!」「走ってはだめでしょ」「こぼさないの!」などと口やかましく言うことなのでしょうか?
躾とは、親が見本を見せることです。親が正しい行動をしていれば子供もそれが当たり前の行動だと自然に身に着けていきます。
あなたのパートナーは、ご飯を食べる時に新聞など読みながら食べてはいませんか?あるいは、トーストをかじりながらテレビのニュースを見てはいませんか?
夕食の時、プロ野球の実況中継を見ながら、「あれはダメだ」とか「どうして代打を出さないんだ」などとテレビに向かって「意見」を言ってはいませんか?
その姿を見て育った子供は、食事は何かをしながらするものだと認識してしまうでしょう。そこでスマホを見ながら料理を食べてみたり、食べ終わったらテーブルから離れて走り回ったりするのではないでしょうか?
やはり、躾は家庭内の親の行動を振り返ることが必要です。もし、あなたの子供がレストランで食べ散らかしたり、すぐに歩き回るような行動をしているのならあなたやパートナーの行動を振り返ってみて下さい。
子供が小さいうちは、食事の時にはテレビは消しましょう。新聞も読むことはやめましょう。朝食時にはご飯を食べるだけが目的ではなく、子供の体や心の様子を見る大切な時間でもあります。
保育園や幼稚園、あるいは小学校でいじめにあっていれば態度に現れます。その態度からなにかおかしいと感じる時間でもあるのです。
何でも話せる時間というのは、特に外で働いている親であれば、なかなか作ることが難しくなってしまいます。夜はバラバラな時間になりがちですが朝なら家族が揃って顔を合わせることが出来るのではないでしょうか?
早起きして身支度を整えてみんなで朝食を楽しむ。そんな習慣が整っていれば、何か悩みがあれば子供も話しやすいのではないでしょうか?
柴田のコンサルでは、そんな躾についてもアドバイスさせて頂いています。今日は2歳2ヶ月の息子さんが突然ご飯を食べなくなったというご相談を頂きましたのでご紹介します。
柴田様 おはようございます。〇〇です。昨日に引き続き相談です。よろしくお願いします。
息子の食事についてです。息子はこれまで何でも食べていましたし、量もかなり食べます。が、ここ最近、芋、かぼちゃ、さかな、肉、豆類、果物、白米、、海藻類、麺類、パンしか食べません。麺類、パンはごくたまにしか食卓に出しませんが・・・
小さく刻んで混ぜてもすべて出してしまいます。昨日は、好きなはずの白米も食べず、しまいには口に入れたものをべーっと吐き出して、手でぐちゃぐちゃして遊びだして・・・食事に関しては怒ってはいけないとわかっていつつも堪忍袋の緒が切れてしまいました(>_<)
怒っても効果はなく、息子は笑っています。無視してさっと食事を片づけてたりもしましたが、食べなくていいことがうれしいような感じであまり効果を感じません。私がストレスです。
好き嫌いはいずれなくなるとは思いますが、(この時期は好き嫌いとは言わないですかね?)どのように対応するといいでしょうか?大人と同じ食事をお皿に盛りつけますが、好きなものだけ食べさせていてもいいですか?好きなものだけというのはどうなのかなと、迷ってしまいます。
また、口から物を出すなど食べ物で遊ぶ行為にはどのように対応するといいですか?
楽しい食卓にしたいです。お忙しいところ恐縮ですが教えてください。テキストで読み落としがありましたら指摘してください。よろしくお願いいたします。いつも、乱文で申し訳ありません。
今回のご相談は、食事中に新聞を見ながら、というのが原因ではありませんが、順調に進んでいた食事が突然止まってしまうということもよくある悩みです。
ママとしてはせっかく作った料理なのに食べてくれないということがきっかけで子供を怒ってしまうということもよくあることです。
怒られた子供は、どうして怒られたのかがわかりません。そこで食事が楽しくなくなってしまい、意識が他の遊びに向かってしまうというのも躾が上手く進まないという原因になります。
そこで柴田は次のようなアドバイスをさせて頂きました。
◯◯さん こんにちは 柴田です。
>好きなものだけというのはどうなのかなと、迷ってしまいます。
それまでは、出たものをただ食べていたのが、突然食べなくなると言うことは、この時期には良くあることです。食べ方にもムラがあり、メニューによっても食べ方が全く違ってきます。
味がわかるようになると、美味しいもの、好きなものと好みが出てきますし、視覚的にも気にするようになる時期でもあります。見た目で、食べたい、食べたくないも影響してくる時期です。
昨日まで大好きだったはずなのに、突然全然食べなくなったとか、同じ物ばかりたくさん食べたり、 今まで絶対食べなかったものを食べ出したり。そういう時期だと思 ってあきらめて下さい(^^;)
野菜食べていないな~と思ったら、スープ、カレーや シチューにちょっと多めにいれたり、野菜たっぷり餃子にしてみたりと工夫をしてみて下さい。
また、食事と食事の間は身体を動かして遊ぶことが効果的です。2歳2ヶ月ですと体力がついてきていますので、今まで以上に身体を使った遊びをして下さい。お腹が減れば、自然に食べるようになります。
おやつの食べさせ方も大事です。大人から見ると少しの量でも子どもの体からいうと、結構な量があります。特に甘いものスナック菓子などはまだ与えないようにして下さい。おやつは補食です。お菓子ではなく主食の補完だと覚えておいて下さい。
>また、口から物を出すなど食べ物で遊ぶ行為にはどのように対応するといいですか?
食事に集中できる時間も15分~20分くらいです。おなかがある程度満足すると汁物に手を入れてみたり、お茶でブクブク遊んでみたり、ジャ~っとまわりにこぼしたりなど、じっとできなくなります。
食事の準備を整え、短い時間でしっかり集中して食べ終わるようにしましょう。遊び出したら、ごちそうさまをさせて、さっさと片づけて下さい。それを繰り返していれば、急いで食べないとなくなってしまうと集中して食べるようになります。
親としては栄養をたくさん摂って早く大きくなってほしい、健康になってほしいと願うものです。そこで一生懸命栄養満点の食事を作ります。
その時点で「これだけ一生懸命作ったのだから、絶対食べてくれるよね」と自己満足してしまうのです。でも、子供はまだまだ遊びたいのかもしれません。
そんな時に、ベビーチェァーに縛り付けられてスプーンを目の前に押し付けられると食べることが嫌になります。
二歳児前後は、食事は栄養を摂るのが第一ではなく食事をするのが楽しいという経験を積む時間です。たくさん遊んでお腹が減って食事の時間が来る。そうすると喜んで食べてくれるようになります。
ご相談のママにも、そのことを伝えました。するとしばらくの後に、こんなご報告を頂きました。
柴田様、こんばんは。◯◯です。息子の食事ですが、また、元のように食べるようになってきました。ありがとうございました。
食事については、ずっと手がかからず、息子との外食も苦じゃありません。むしろ楽しいので、一歳すぎた頃から普通に家族で外食に行っています。
食事中は遊ばないで、食べる事に集中しているので、外食先で周りに迷惑をかけるかも…と、ヒヤヒヤする事はほとんどありません。まぁ、子どもなので大きな声で話したり、こぼしたりするので、ヒヤヒヤはするんですけど…
二人目が産まれてからも私、息子、娘でも外食できてます。娘はだいたい寝ているので、息子とゆっくりフードコートでおにぎり食べたりしています。
息子は食べ終わるまでは立ち歩きません。遊ぶ事もなく集中して食べます。楽しくおしゃべりしながら、食事を楽しめるのです。
いつも、周りの人に年齢を言うとビックリされます。あまりにいろいろな人に言われるので、そっかーすごいのかな?と。
先日は、バイキングに行き、一時間近く楽しそうに食べていました。食いしん坊というのもあるのだと思いますが、躾と好奇心を満たすのを実践したおかげでしょうか。
二人育児に完璧さを求めるのは無理だと柴田さんに言われ、最近は、肩の力を抜きながら日々過ごせるようになってきて、また育児が楽しくなってきました。まだ、イライラする日もありますがf^_^;)
まとまりのない文書ですみません。年末のお忙しいところ長々と失礼しました。また、よろしくお願いします。
子育てというのは、悩みが出てきて、それが解決したからといっても、また同じような悩みが出てくるものです。
食事というのは、赤ちゃんにとっては最初は毒味のようなものです。今まで母乳やミルクだけしか受け付けなかったのは自分の命を守る本能だったのです。
それがある時、それ以外のものをお口に入れられる。「こ、これは大丈夫なの!?」と不安から始まるのです。
そして、母乳やミルク以外のものをお口に入れられるようになると、今度は今まで見たこともないようなものを食べさせられるわけです。
その連続ですので、ある時突然食べなくなるということもよくあることです。これも親として経験しなければならない道のひとつなのです。
今日は、ちょっと長くなりましたが、一つの悩みには様々な原因があるということを知って頂ければ嬉しいです。
今の悩みは今年中に解決して、来年はもっと子供と一緒に笑いの絶えない家族に変えませんか?
子育ての期間は、苦しい時もありますが、あっという間に終わってしまうのも事実です。掛け替えのない素晴らしい育児という時間を楽しんで頂きたいですね。
せっかく天使があなたの所に舞い降りてきてくれたのです。育児で悩むのは、もったいないことです。
日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。お聞きになりたいことがありましたら、こちらでご質問くださいね。
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