20歳の大坂なおみ選手が全米オープンで女王セリーナ・ウイリアムスをストレートで破って初優勝しました。
彼女が飛躍的に力をつけた背景には、サーシャ・ベイジン(Sascha Bajin)コーチの存在が多いといえるでしょう。
直美は、たしかに素質も凄いものを持っていました。テニス経験のない父親に何故かテニスを教えられたのですが、メキメキとその実力を発揮していきました。
プロツアー出場資格が得られる14才になった2013年にITFサーキットエルパソ準優勝し、その年の9月にプロ転向。
そして、2017年12月にサーシャ・ベイジンをコーチに迎えると翌年3月、インディアンウェルズ・マスターズで元世界1位マリア・シャラポワに6-4 6-4で勝利。
その後も勝ち進み、準決勝で現世界ランク1位のシモナ・ハレプに6-3 6-0で勝利。そして決勝でもストレート勝ちで勝利しWTAツアー初優勝。
そのサーシャ・ベイジンコーチの教え方は、常にポジティブ。「You can do it! 君なら出来る」を繰り返し伝えること。
常に「You can do it!」と言われ続けた結果、それまではネガティブシンキングだったなやみも次第にメンタルが強化されていったのです。
その見事に証明したのが今回の全米オープンの決勝です。セリーナが審判に喧嘩を売るがごとく猛烈に抗議しました。その抗議を応援するかのように会場全体がブーイングの嵐。観客全てがセリーナの味方でした。
その抗議の最終になおみは、壁をじっと見つけて心を落ち着かせていたというのです。その結果、全く同様せずにセリーナをストレートで破る快挙を見せてくれました。
昨今、日本国内で話題になっているスポーツ界のパワハラや暴力事件。日本の文化となっている根性論。コーチや監督と選手の間にある指示命令や服従の習慣が改めて見直されるべきことではないかと思われます。
これは子育てでも言えることではないでしょうか?子育ての世界でも体罰は必要だという考えがなくなりません。「親の言うことは黙って聞け」という文化もなくなりません。これは暴力と服従ということを子供の時から刷り込まれているということです。
それ故、中学や高校、大学生になってもコーチに逆らえない、暴力は叱咤激励だと黙って受け入れてしまう。一部の学生は心の病に陥ってしまう。陥った学生は心が弱いと切り捨てられてしまう。
それでは、学生の本当の才能が潰されてしまうのではないでしょうか?
子育ても同じです。子供は親を抜く才能を持って生まれてきています。その才能を伸ばすためには、子供に自信をもたせることではないでしょうか?
「You can do it! あなたなら出来る」
その才能を伸ばすために親はサポートする。なおみの父親のように経験がなくても自ら独力で勉強してサポートする。そして、親が率先して見本を見せる。
決して「親だから偉い」と勘違いせずに、常に子供の目線に降りて、同じ目線でサポートする。
これからは日本国内だけで人生を送るのではなく、世界を舞台に行きていかなければいけません。
そのためにも様々な文化、歴史、宗教など多様性を受け入れる世界標準の考え方を親自らが実践し、子供にも教えていく必要があるのではないでしょうか?
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