こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。
協会では、ヘルプからサポートへの切り替えという言葉をよく使います。
生まれたばかりの赤ちゃんは何も出来ませんので、当然全てが「ヘルプ」になります。
ある程度成長してきたら徐々にヘルプからサポートへ切り替えて下さいとアドバイスしています。
もし、この切替が出来ずに、いつまでもヘルプのままだとすれば、子供は自立ができないまま育ってしまいます。
常に、ママの言う事に従う、ママの指示がなければ動けないという子供に育ってしまいます。
例えば、家族でファミリーレストランに行ったとします。
席に着いて、メニューをそれぞれが手にとって見ます。
この時に悪い親は「お子様ランチでしょ」と子供が選んでいるのを遮って注文を決めてしまいます。
つまり、子供に選択権を奪ってしまうということです。
親としては、いつもお子様ランチを喜んで食べているから今日も結局それを選ぶのだろうという“親切心”からかもしれません。
でも、昨日の子供と今日の子供は別人です。
昨日までは、お子様ランチで満足していたのですが、今日は新しいものにチャレンジしたいと考えているかもしれないのです。
子供としては、せっかくウキウキとした気持ちでメニューの隅々まで目を通していたのに、突然親からメニューを取り上げられたと同じことになります。
「せっかく選ぼうとしたのに…」
と欲求不満が残ります。そうなると、いつものお子様ランチも惜しい差が半減です。
そして、「どうせ、僕なんかに選ばせてくれない」と自信をなくしてしまうのです。
良い親は、子供が目を輝かせてメニューを見ているのに気が付きます。
そして、「今日は、何を選ぶのかな?」とワクワクして子供の選択と決断を待ちます。
そして、メニューが決まれば、「美味しそうな料理に決めたね」と子供の選択を褒めます。
そして、「今日は、どうしてそれに決めたのかな?」と子供の決断の理由を聞きます。
「なんだか美味しそうだったから」
といえば、「そうだよね。見ているだけでおなかの虫がグーグー鳴き出すよね」と子供の決断を認めます。
小さなことですが、生活の中で子供の選択や決断を尊重することを積み重ねることで子供は、自分で考えて行動するように育つのです。
最近の若者は、指示待ち族ともいわれています。
指示がなければ動けない。自分で考えて行動することをしない若者が多くなっています。
それは親にそのように育てられた結果だということです。
少子化、核家族などの影響で親が過保護になりすぎている結果だと言うことがいえます。
子供はいずれ社会に飛び立ちます。
そのときに自分で判断して行動できる力がないと社会では通用しません。
子供が成長してきたら「ヘルプ」から「サポート」への切り替えが大切だということはそういう理由からなのです。
「サポート」するためには、子供の人格を尊重することが必要になります。
人格を尊重するからこそ、「この子なら出来る」と見守ることが出来るのです。
あなたは、我が子の人格を尊重していますか?
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