こんにちは 柴田です。
今日は、“気づくと気づかない”というお話しです。
僕が、まだサラリーマンをしていた頃の話です。
もう30年近く前のことです。
営業マンとして毎月の目標に向かって、まさしく24時間、身を粉にして働いていました。
そして、身体を壊して一ヶ月入院し退院した後、休養を兼ねて友人が実家の山形に誘ってくれたのです。
その誘いに乗って家族みんなで山形に向かいました。
僕は、その時に見た草花の色の鮮やかさに目を奪われました。
「自然の草花の色は、こんなにも美しいものだったのか」
と、その時、初めて“気づか”されました。
営業で、あちこち自然豊かな街にも出かけていたはずだったのですが、営業マンの時には、そんなものは目に入らなかったのですね。
いえ、営業マンの時には目には入っていても、本当の意味で存在を意識してはいなかったんですね。
数字に追われる営業マンという仕事を辞めて、毎日のノルマも上司の厳しい目も気にしなくなった途端、今まで見えなかったものが見えてきたのです。
その時、自然が、「生きている」ということを在り在りと感じさせられした。
そうすると、掛けていた“サングラス”を外したかのように、葉っぱの一枚一枚のみずみずしい輝きが目に入ってきたのです。
その時、僕は、“気づき”ました。今まで、何を見ていたんだろう。何のためにあんなに頑張ってきていたのだろう、と。
家族のためだとか、子供のためだとか言っていたのは大間違いであり、それは全て自分の欲のためであったのだと…。
そして、生きているということは、こんなにも輝いて見えるものなのだと、その時初めて、“気づかされた”のです。
今、思うことは、育児も同じなんですね。
育児は、理屈や理論で納得することじゃないんですよね。やっぱり“気づき”なんです。
同じお子様を見ても、そのお子様が何を要求しているのかを見るためには、“サングラス”を外す必要があるのです。
“サングラス”を掛けたまま、何度お子様を見たとしても、お子様の本当の心に“気づく”ことが難しいのです。
あなたも今まで育ってきた中で、知らない間にそれぞれの“サングラス”を掛けてしまっているのではないでしょうか?
その“サングラス”を外すためには、どうすればいいのでしょうか?
それは、あなたのお子様の心の中を“気づきたい!”あるいは“わかりたい!”という気持ちを持ち続けることなのです。
お子様は、毎日あなたに訴えかけているのです。
あなたの愛情を欲しがっているのです。
その訴えを、“甘え”と受け取るか、“自然な欲求”と受け取るかは、今掛けている“サングラス”が影響しているのかも知れません。
今一度、鏡を見て下さい。目に見えない“サングラス”は、掛けていないでしょうか?
もし、掛けていると“気づく”なら、今すぐ、その“サングラス”を外して下さい。
透明な目で、透明に輝いているあなたのお子様の、目の奥に隠された欲求を感じてあげて下さい。
あなたのお子様は、あなたのその目を待っているのです。
毎月開催している僕のセミナーでは、知的好奇心旺盛な子供に育てるための秘訣をお話しています。12月12日は、今年最後のセミナーです。



