こんにちは 柴田です。
あなたは、「言い聞かせる」の本当の意味をご存知ですか?
「言い聞かせる」とは「説明」することだと思っていませんか?
ただ「説明」するだけでは、なんの効果も期待できません。
山本五十六の有名な言葉に、
「やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、 ほめてやらねば人は動かじ」
というのがあります。
大日本帝国海軍連合艦隊司令長官です。今でも人材教育などの時に使われる言葉です。
この言葉を分解して説明しますね。
「やってみせて」
というのは、先ずは親であるあなたが見本を見せるということです。
「言って」
というのは、解りやすく説明するということ。
「聞かせて」
というのは、相手が聞いて納得するようにしなければ何の効果もないということ。
「やらせてみて」
というのは、間違ってもいい、失敗してもいいからやらせてみる。失敗するのが当たり前。でも、それをやろうとする意欲を待たせること。
「ほめて」
これは、結果を褒めるのではなく、努力や意欲を褒める事。
「人は動かじ」
そうすれば、いつかは自信を持って自ら行動するということ。
ここで大切なのは、赤ちゃんが聞く耳を持っているかどうかということです。
例えば、中学生が野球の練習をしているとします。
そこに、みすぼらしい親父が見学に来たとします。
その親父が「あれじゃあ、だめだよ」とか「あんな振り方ではボールに当たらなよ」などと無責任な批判をしたとします。
それを聞いた生徒は、その言葉を受け止めるでしょうか?
恐らく「練習の邪魔だから」と追い出されてしまうのがおちです。
でも、そのグラウンドに、今度はイチローが現れたとします。
イチローは何も言わないでも、生徒は我先に教えを乞うでしょう。
その差は、尊敬と憧れもありますが、やはり実績がものを言っています。
日頃からここぞというときに、ちゃんとヒットを打って、大リーグで首位打者を何度も獲得している英雄です。
だからこそ、生徒たちはどんな言葉でも吸収しよう、自分のものにしようと聞き耳を立てるのです。
反対に理論的には正しいことを話しているとしても、実績が伴わない人のことは誰も相手にしません。
これと同じで、親が実績を見せてあげること。つまり、正しい人間の姿を見せる事が大切です。
マナーを守り、挨拶を欠かさず、靴もそろえて脱ぐなどの「正しい大人」の姿を見せてこそ、言い聞かせることに成果が出てくるのです。
そして、山本五十六の言葉には、まだ続きがあります。
「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」
これは、相手の人格を尊重しなければ、育たないということを言っています。
子供だから、赤ちゃんだから、言ってもわからない、理解できない、と思って対処すると、いつまで経っても成長しないということを言っています。
そして、まだ続きがあります。
「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」
ありのままを受け止める事。何億分の一の確率で生まれてきてくれた我が子に感謝する気持ちを忘れないこと。
そして、君なら出来ると信頼し期待をすること。
そのことによって自己肯定感が育ち、才能を大きく開花させるのです。
ただ褒めるだけではなく、説明するだけでもない。
それまでに信頼関係を築くことが第一歩なのです。
こちらのママも、悩んで悩んで、そこに達することが出来ましたよ。

