山海嘉之教授 | 好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

赤ちゃんは「好奇心」のかたまりです。その「好奇心」を満足させることが育児のコツ。あなたの育児が楽しくなります


こんにちは 柴田です。


先週開催した柴田育児アカデミーの第五回講習会では、余談として筑波大学の山海教授のお話をしました。


余談でしたので、サラッと流しただけなので、もう少し詳しくお話をしておきます。



山海 嘉之(さんかいよしゆき、1958年 - )は、日本の工学者であり、サイバーダイン株式会社の創設者兼CEO、筑波大学教授、筑波大学サイバニクス研究センター長。




CYBERDYNE(サイバーダイン)は、筑波大学発のベンチャーで、ロボットスーツ「HAL(ハル)」を製造・販売している。


HALは同大学大学院教授も務める山海嘉之社長が、20年以上にわたり続けてきた基礎研究をもとに開発した。


足が不自由な人が一定期間装着して治療を行うと、脳・神経・筋系の機能再生が促進され、歩行機能が改善される。




昨年には欧州で医療機器の認証を取得し、世界で初めての治療ができるロボットとなった。


ドイツではすでに、HALを使った治療に対して公的労災保険が適用されている。


米国では食品医薬品局(FDA)への医療機器認証の申請を1カ月以内に行う。


日本でも治験が進んでいる。



1958年生まれということですから、僕の後輩ですね(^^;


彼の開発したHALによって、脳こうそくなどの後遺症によって歩けなかった人が歩けるようになったのです。


ただ単に機械を開発するだけでなく、自分で会社を興して普及にも努めています。


そんな彼が、ロボットに目覚めたのは小学生の時のようです。



山海の研究の原点にあるのは、小学3年生の時に母親からもらったSF小説『われはロボット』。


近未来社会における人間とロボットの共生をテーマに描かれたこの本の影響で、山海は、将来はロボット研究者になって社会を変えていきたい、と強く思うようになる。


そして、小学5年生で書いた文集で、「人の役に立つロボットを作る」と周囲に宣言。この信念は、世界初のサイボーグ型ロボットを開発した今でも、変わることはない。



小学校の時には、こんな文章を書いています。




小学校の時からの夢を追い続けてきたのです。そして今も追い続けています。


これまでの道は、エジソンと同様、失敗の連続だったようです。



山海は大学院に進学後、ロボット研究に本格的に打ち込んでいった。


学会や論文を書くことをやめ、周囲からは無謀だと呆れられても、独自の分野を切り開くことに全精力をかけ、研究に没頭した。


しかし、世界初のサイボーグ型ロボットを生み出すための実験は、端から見れば、失敗の連続。


実験は、数万回にも及んだ。


その前人未踏の挑戦を支えたのは、発想の転換だった。


「つらいこともあとから振り返れば、人生の調味料ではないか」。


山海は、つらい時には


「スパイシー!」


と天を仰いでつぶやき、世界最先端の研究に邁進していった。


「困ったなという時もありますが、『スパイシー!』と叫びながらまた歩んでいく。苦労ではあっても、苦痛ではないという生き方です。限られた人生の中で『生きる覚悟』を持って生きていく。そうでもないと未来開拓への挑戦などできやしません」



夢を追い続けて、決してくじけない。


新しいことを始める時には、必ず非難や中傷が投げつけられます。


無責任、無理解な他人の言葉に負けない気力を山海教授の中に育ててきたのは、やはり母親だったのです。



ロボットの研究者になりたいと思ったのは、9歳のときでした。


風邪で寝込んでいたら、母が何冊か本を買ってきてくれましてね。そのうちの一冊が、アイザック・アシモフの『私はロボット』でした。


この本をきっかけにロボットに興味をもつんです。ちょうどテレビで『サイボーグ009』が始まって、サイボーグにも興味をもつようになりました。


そんなこともあって、小学校4年生くらいで、もう電子工学を始めていましたね。最初は真空管から、やがてトランジスタ、ICと推移していきます。


オモチャは買ってもらえませんでしたが、実験道具は学校の理科室並みにありました。




ここでも、エジソンの母の姿があります。


子供の好奇心を大事に育てていく。そのため必要なものはどんどん買い与える。


その先にあるものは、前人未到の偉業なのです。


さあ、今日からあなたも、お子様が失敗した時には、こう叫びましょう。


「スパイシー!」



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