こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。今日は大人と赤ちゃんの時間の速さの違いについてお話します。
今日は2月7日です。新年が始まったと思ったらすでに一ヶ月が過ぎ去ってしまいました。この一ヶ月あなたは充実した時間を過ごせましたか?
ほとんどの人は「もう一ヶ月も過ぎたのか」と思わずため息を付いてしまっているのではないでしょうか?
でも、同じ一ヶ月でも赤ちゃんはどう感じているのでしょうか?毎日毎日新しい発見にワクワクしている赤ちゃん。いつも部屋中を探検しては「こんなのをみつけたよ」とばかりママにアピールしている赤ちゃん。
先日も柴田のfacebookに、柴田メソッド®を学んで頂いたママからこんなコメントを頂きました。
一歳3ヶ月の娘。今、正にお話練習中で自分の思いを身振り手振りしながら、たくさん発語してくれています✨自分の思いが通じた時の嬉しそうな顔がたまらな~い😍いつまでもこのままでいてほしい程家族で溺愛していま~す💕(笑)
1歳3ヶ月、ママやパパの言葉を聞きながら「アタチも早くママやパパのように言葉を話したい」と願っていたお嬢さん。赤ちゃんは、脳にある程度の言葉の蓄積が出来ると、突然言葉が話せるようになります。
でも、初めて使う言葉です。「これでいいのかな?」と不安と期待を抱きながら恐る恐る発した言葉。その言葉をママやパパが受け止めてくれると「これで合ってるの!やったー!」と嬉しくなるのです。
そんな新しい発見や自分の体の機能の発達を感じる一瞬一瞬を感じながらの時間は、とても長く感じます。いや、この一時がずっと止まっていて欲しいとまで感じているのかも知れません。
そんな赤ちゃんに対して大人はどうでしょう?毎日やることは決まっている。しかも、同じことの繰り返し。新鮮味も何も感じない毎日を過ごしている。
すると無意識のうちにルーティーンをこなしているので「あれ?もうこんな時間か」と時間の速さを感じざるを得ないのではないでしょうか?速さを感じると言うよりは、過ぎ去ってしまった時間を振り返り「あぁぁ、無駄に過ごしてしまった」と反省する毎日です。
そんな時間の速さの違いを感じること無く毎日を過ごしていた大人が、ある時「おや?」と原点に立ち戻る時が来ます。
それは赤ちゃんが自分の世界に舞い降りてきてくれた時です。赤ちゃんは毎日、いや毎時間、毎分、毎秒、一生懸命生きています。その姿をしっかりと見ている新米ママや新米パパは、赤ちゃんと大人の時間の感じ方の違いに気がつくのです。
赤ちゃんをママの生活サイクルに合わせようとすると「早く、早く」と言ってしまいがちになります。そうすると毎日がイライラの連続です。
赤ちゃんは、例えて言うならば毎日机に向かって猛勉強している受験生です。その受験生に向かって「次はこれをするのよ。それが終わったら次はこれよ」と急かしているのと同じです。
それを繰り返すことで赤ちゃんは勉強することが嫌いになってしまいます。そして、赤ちゃんは勉強しないのが当たり前の生活を送るようになります。ママの生活サイクルに合わせることが人生の目的になってしまうのです。
そんな生活が続き、小学校に入ると、今まで「勉強なんかしないで(遊んでなんかいないで)、早く着替えなさい」と言っていたママが、突然「宿題終ったの?」「勉強しなさい!」と口うるさく言うようになるのです。
「勉強は小学校に入ってから始めればいい」と考えていては手遅れなのです。人生の中で最も真面目な幼児期に、学ぶことが大好きになるような育て方をすることが子育てには大切なことなのです。
「今までの育て方でいいのかしら?」「この育て方では、なんだか不安」と考え始めたママが、このブログに辿り着いて考え方を変えて頂いています。
そして、当協会のテキストを読んで頂いて、育児の方向転換が出来たという報告をたくさん頂いています。例えば…
子供の好奇心を見逃さないように意識して生活できるようになりました。後でね」の言葉が少なくなったように思います。
それだけでも子供も親も毎日が充実します。素敵なテキストありがとうございます。これからもメルマガやブログ、テキスト楽しみにしています。
「後でね」という言葉が少なくなった。それは、子供の目をしっかりと見ることができるようになったということですね。
では、テキストを読んだら、何故、子供の目をしっかりと見ることができるようになったのでしょうか?それは、こういうことだと考えます。
今までは、我が子も大人と同じように時間が過ぎていっていると考えていた。大人は「あれもこれもそれも、みんな一緒にまとめてやらなければ時間がなくなる」と考えているので、時間の過ぎ去るのが早く感じているのですね。
でも、テキストを読むと、子供の時間の経過は、ものすごく濃密だということが理解できたのではないかと思います。
大人は、一日単位で考えます。「今日は、あれをして、午後からは、これをして、夜はあれをやらなければいけない」と考えます。
でも、子供は、一秒単位で考えているのです。「今、ここにあるものを考える」「今、目の前にあるものを研究する」という繰り返しで一日を過ごしています。
よく、道ばたで子供がしゃがんでいますよね。
「何をしているのだろう?」と近寄ってみると、アリさんの行列を見ていた。そうなんです。アリの動きをじっと観察しているのです。その時、その子の時間は止まっているのです。そして、その子の頭の中はアリの世界がどんどん広がっているのです。
赤ちゃんは、時間をフル活用しています。寝ている時間が多い赤ちゃんは、起きている短い時間をフル活用してこの世界にある様々なものを学んでいます。
今、あなたの目を探しているとき、スローモーションのように、あなたの顔が動いているのです。そして、目を探し当てた時、あなたの表情をコンピューターのように解析しているのです。
もし、あなたが、不機嫌であったら、あなたのその感情を瞬時に感じ取って、赤ちゃんも不機嫌になってしまうのです。
もし、あなたが、笑顔であれば、赤ちゃんもすぐに笑顔を作ってあなたに応えてくれるのです。
あなたにとっては、一瞬の時間ですが、赤ちゃんにとっては、巨大コンピューターをフル回転させてあなたを分析しているのです。
赤ちゃんは、母親と一心同体なのです。あなたの考えていることは、すべてお見通しなのです。
「赤ちゃんだから、何もわからない」
と考えないで下さいね。赤ちゃんは、大人よりも、頭がいいのです。その頭脳を一分一秒の時間を惜しんで鍛えているのです。
あなたも赤ちゃんの時を思い出して、赤ちゃんと同じように一瞬一瞬に目を凝らしてみて下さい。日頃は見失いがちな大切なものが見えてきますよ。
その大切なものを赤ちゃんは、しっかりと学んでいるのです。赤ちゃんの目線に降りて一緒に学んでみましょう。
子育ての期間は、苦しい時もありますが、あっという間に終わってしまうのも事実です。掛け替えのない素晴らしい育児という時間を楽しんで頂きたいですね。
せっかく天使があなたの所に舞い降りてきてくれたのです。育児で悩むのは、もったいないことです。
日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。お聞きになりたいことがありましたら、こちらでご質問くださいね。
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