こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。今日は作家ヴィクトル・ユーゴーが1862年に執筆した小説「レ・ミゼラブル」についてのお話です。
いつだったでしょうか?確か中学生の時でしょうか?柴田が、この小説を読んだのは…。感動しましたね。それと同時に悲しくもなりました。
ベストセラーになりましたし、映画化もされましたので、読んだ方や見た方もいらっしゃるでしょう。読んでいない方のために、あらすじを簡単に説明します。
主人公の名は、ジャン・バルジャン。1769年に貧しい農家の子供として生まれました。両親を幼い時に亡くし、年の離れた姉に育てられるが、25歳の時に姉の夫が死去。
翌年、姉の7人の子供達のために1本のパンを盗んで逮捕されてしまう。5年の刑を言い渡され、徒刑場へ送られるが4度も脱獄を図ったため、19年間もの歳月を監獄で過ごすことになる。
1815年10月に出獄した時、すでに46歳となった彼は、長い監獄生活のなかで人間社会に対する憎悪の塊となってしまっていた。
ある日、75歳になったミリエル司教の司教館を、ひとりの男が訪れる。男の名はジャン・バルジャン。
行く先々で冷遇された彼を、司教は暖かく迎え入れる。しかし、その夜、大切にしていた銀の食器をバルジャンに盗まれてしまう。
翌朝、彼を捕らえた憲兵に対して司教は「食器は私が与えたもの」だと告げて彼を放免させたうえに、二本の銀の燭台をも彼に差し出す。
それまで人間不信と憎悪の塊であったバルジャンの魂は司教の信念に打ち砕かれる。司教に懺悔し、正直な人間として生きていくことを誓う。
しかし、徒刑場で看守としてバルジャンを虐待していたジャベール警部、出獄後も執拗(しつよう)に彼を追い回す…。
このようなあらすじです。ひもじさを癒すために、たった一本のパンを盗んだ為に、一生を翻弄されるジャン・バルジャン。でも、彼のその深い愛が感動を呼ぶ作品だったのです。
この感動の小説の根底に流れているものが、新聞の批評欄に掲載されていましたので、ご紹介します。
愛はたしかに勝つ。だが、愛というものはもらった分だけしか人に与えられないものである。
ゆえに、ファンテーヌやコゼット、それにジャベールのような、愛を受け取ったことがない惨めな人々(レ・ミゼラブル)を救うには、ジャン・バルジャンに象徴される《だれか》が見返りを要求しない無償の愛を《最初》に与えなければならない。
かつてその《だれか》はイエスであった。だが、イエスへの信仰が衰えた現代にあっては、その《だれか》は《あなた》でなければならないのだ。
あなたが、毎日頑張っている育児も、同じではないでしょうか。見返りを要求していては、まともな人間に育てることは出来ません。
当然、あなたも見返りなど要求はしていません。ただ、あなたの腕の中でスヤスヤと寝ている天使のために、自分の生活を犠牲にして頑張っているのですよね。
唯一の見返りというのならば、時折見せる天使の笑顔でしょう。その笑顔を見るために、毎日無償の愛を与え続けているのです。
そうです、あなたの天使に最初に無償の愛を与えているのは、あなたなのです。そして、あなたの愛は、必ず「勝つ」のです。
今年も一ヶ月が過ぎ去ろうとしています。月日の流れはあっという間です。この新しい一年も、頑張って無償の愛を与え続けましょうね。応援させて頂きます。
子育ての期間は、苦しい時もありますが、あっという間に終わってしまうのも事実です。掛け替えのない素晴らしい育児という時間を楽しんで頂きたいですね。
せっかく天使があなたの所に舞い降りてきてくれたのです。育児で悩むのは、もったいないことです。
日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。お聞きになりたいことがありましたら、こちらでご質問くださいね。
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