啐啄の機
こんにちは 柴田です。
ロンドン五輪、開幕の前に行われた女子サッカーの試合、なでしこジャパン、期待に応えて勝ちましたね。素晴らしいですね。これで日本に勢いが着きますね。
大昔、女子バレーボールの監督の話を聞いたことがあります。女子チームを指導する監督は大変です。子育てと似ているところがあるかも知れません。
最近は「しつけ」についてのご相談も多いですね。あなたは、「しつけ」で悩んでいませんか?
ほとんどの親は、子供に対して
「こんなときは、こうして欲しいの」
「大人しく御飯を食べて欲しい」
「たまには、静かに一人で遊んで欲しい」
という「親の基準」で「しつけ」ようとします。「親の基準」を教える時に、子供がどう感じるのかということを、あなたは考えていますか?
一方的に
「あれはだめ」
「これもだめ」
「こうしないとだめ」
などと、あなたの都合だけで「しつけ」を押しつけていないでしょうか?
子育ての時に、よく取り上げられる言葉があります。それは「啐啄の機」(そったくのき)という言葉です。
卵の中のヒナ鳥が殻を破ってまさに生まれ出ようとする時、卵の殻を内側から雛がつつくことを「啐」といい、それに合わせて親鳥が外から殻をつつくのを「啄」という。
雛鳥と親鳥が、内側と外側からつつくタイミングが一致することで、殻が破れて中から雛鳥が生まれ出てくる。
このように、両者の動作が一致することにより目的が達せられる「両者が相応じる得難い好機」のことを「啐啄の機」あるいは「啐啄同時」という。
この言葉は、社員教育などにもよく取り上げられます。部下がやる気を出した時に、そのやる気を上手に引き出して、伸ばしてあげる。そうすれば、その社員は大きく伸びてくる。
そんなことを研修などで教えてもらいます。
子育ても同じです。トップダウンではなく、ボトムアップ。
子供や赤ちゃんの行動を見て、やって欲しくないことを禁止したり、叱るのではなく、その行動の中に良い点を探して伝えることなのです。
「ここがいいね」
「こんなことも出来たのね。素晴らしいわ!」
そうすれば、赤ちゃんはママの顔を見ます。その時に、
「ここをこうしてみようか。そうするともっといいことがあるわよ」
と伝えることで、赤ちゃんはママの言うことを素直に聞くようになります。試して下さいね。

